アジアを回る・日本を回る

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板門店ツアー その2 北朝鮮に3m程侵入

2011-03-19 21:46:39 | 2011年3月2度目のソウル

  

キャンプボニファスで軍バスに乗り換えた。

「許可があるまで写真は禁止」された。

車窓から北朝鮮の‘村’や世界一高い国旗掲揚塔が見えてくると

ガイドさんの説明にも緊張感が増した。

でも、まだバス内という空間には多少の安心感もあったのだ。

ところが

いよいよ板門店に着いて、バスを降りたら空気が一変したのだよ。

数十メートル先は北朝鮮領という‘繋がった’空間

そこに、何の覆いも無いままに立っているという、ものすごい緊張感。

バス内で散々聞かされた「北の建物からは銃が狙っている」

現実のものとして感じられた数分だ。

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まるで高校生のように「バスを降りたら2列で」進んだ。

一応見学地となっている『自由の家』はほぼ素通りして

いよいよメインの『本会議場』へ入った。

室内に入ると安心するのだな。

しかも、写真が許されて、兵士と並んで撮ってもいいし

窓の外も映す事が出来た。

ただ、時間だけは急かされたけど。

『本会議場』の中央に置かれたテーブルの真ん中が北と南の境界線。

室内だけど、3m程北朝鮮領内に入ったぞ。

情けない話だが、私は‘守られた空間’でしか威勢は良くない。

「兵士の後ろに行くと兵士は守ってくれません。」  でも並んで写真OK

南北の境界線。青い線は画像処理したもので実際は書いてないよ。

窓の外の北朝鮮領内。境界線を撮ればよかった。

この後、バスへ戻る時に言われたのが

「後ろを振り向くと、亡命者と間違われて撃たれるかもしれないよ。」

『ポプラ事件の碑』(バス内から)

『ポプラ事件の碑』の所で撮った監視所?(バス内から)

 『帰らざる橋』(バス内から)