夕食は「ひろめ市場」で食べた。
市場だけに食料品や雑貨などのお店もあるが、飲食店もいっぱいある。
好きな店で注文して、共同食事スペースで食べるのがこの市場のシステムのようだ。
この雰囲気、数年前に行ったバンコクのナイトバザールを思い出した。
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今回は一人旅だったので共同スペースは使いづらかった。
4~6人用のテーブルに一人で座れるほど席は空いてなかったし
盛り上がっているグループの末席で寂しく食べるのも気が引けた。
どうしたものか市場をうろついていたら、地酒の店があったのだ。
3,4人分のカウンターもあり、まだ誰も座っていなかったので端の席に陣取った。
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店長お勧めの冷えた地酒をまずゴクリ。
爽やかでキリリとした口当たり。
でも、胃に落ちたらドシリとくる重量感。
一応正規の夕食は「塩かつおwithビール」で控えめに済ませてある。
だから「空腹の一撃」に騙されることはない。
本物だ!!
『純米酒 岡田以蔵』
「なめたらいかんちや 土佐の酒を」
酔った勢いで、龍馬に代わって言っておこう。
←おつまみの『鯨さえずり』
「岡田以蔵」と「さえずり」のセットをおかわりして、味を身体に憶え込ませる。
程よい心地よさと、隣席に客人が座ったのを機にホテルに戻った。
余談だが
2杯目の以蔵を注文したら、「1杯分なかったので他のにして」とのこと。
残念だが別のお勧めをいただいた。
でも、1杯分なかったという以蔵もサービスしてくれたのだよ。
1杯分ないといってもコップ7分目ほどはあったのだ。
この店長の心遣い…うれしいんだなぁ。
お店の名前は「拍手喝采・はっ鳥くん」です。
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余談その2
不思議な言葉を見つけたよ…「たっすいがは、いかん」
「手ごたえのないビールはダメだ」という意味である。
ひろめ市場でも
MY遊バスの竹林寺バス停でも見ました。