愛媛県の旧国名は「伊予の国」。
今でも愛媛県を地域で3つに分けて
「東伊予」「中伊予」「南伊予」と言う。
でも、なんで「東」と「南」なんだろう?
「中」というものごとの中心を表す表記がある以上
「東」には「西」が対応するし、「南」には「北」だと思うのだが…??
愛媛県の地図を見ればなるほどと思ったよ。
確かに「中」を中心に「東」と「南」で、「西」と「北」はない。
でも…やっぱり若干の違和感は残るけど… …
・・・・・・・・・・・・・・・・ それはさておき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
愛媛県の郷土料理は「鯛めし」には、地域によって違いがある。
松山市を含む中伊予と東伊予で「鯛めし」と言えば
鯛を1尾乗せた炊き込みご飯をいい
宇和島などの南伊予で「鯛めし」と言えば
鯛の刺身をご飯に乗せて醤油ダレをかけて食べるものをいう。
我が旅行では、松山は宿泊のない1日。
だったら、昼と夜で2種類の鯛めしを食べ比べようではないか。
昼飯で狙いをつけたのが「大街道(オオカイドウ)」の「五志喜」さん。
‘有名店だから平日でも絶対混む’という情報だし、一人食だったから
混む前の11時30分入りを目指して高知からのバスの時間も逆算した。
その甲斐あって「宇和島風鯛めしランチ」を待つことなくゲット。
ただ、店に入るなり「予約の方?」「おひとり?」と聞かれた。
中年男の一人客はあまり歓迎されなかったかな。
↑ 「宇和島風鯛めしランチ」1280円
まずは鯛の刺身をタレの中にしばし漬け込んだ。
漬け込むといっても10数えるくらいだけど…
タレからあげた刺身を滴るタレごとご飯に乗せていただいた。
‘ぷりっ’としながら‘もちっ’とした食感と
‘じわっ’とくる鯛本来の甘み(旨み)。
ぷりっ もちっ じわっ …… 旨いんだなぁ
残りの刺身は薬味と一緒にご飯にのせて丼にした。
最初の一切れほどの衝撃はないが美味すぎるぜ。
←ジャコ天も注文しました。