松山は俳句の町。
道後温泉にも道後ゆかりの句碑が並ぶ『俳句の道』がある。
場所は、駅の西を走る県道20号松山北条線の県民文化会館付近の歩道。
道後の中心からはやや距離があるが…
土産店で買った地ビール1本を持って、テクテク歩いてきた。
ただ、車の往来が多い県道だから、雰囲気はなかったなぁ。
せめて道後公園内に作ればよかったのに。
「馬しかる 新酒の酔や 頬冠」 「籾ほすや にわとり遊ふ 門の内」 正岡子規
「温泉めぐりして 戻りし部屋に 桃の活けてある」 河東碧悟桐
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にきたつの道の道標と道後地ビール
道後には「俳句の道」の他に「にきたつの道」という通りがある。
「にきたつの道」はアーケード通りの土産物屋の角を西に行く道。
「にきたつ」は「熟田津」と書き、松山の船着き場の名前。
文字通り、昔は船着き場へ通じる道だった。
船で来た湯治の客が通りを行き交い
海からの魚介類と周辺農家の野菜類が持ち寄られ市が開かれたそうだ。
今でも毎月第4日曜はこの道沿いで日曜市が開かれているという。
ただし、それ以外は本当に普通の生活道路だ。
角の土産店で地ビール一本買って、散策開始。
にきたつの道