今回の京都旅行は5月19日~20日の1泊2日
初日に嵐山界隈を廻った際に、5月19日まで特別公開の寺があった
何かの縁だよコレは…いかねばなるまい
弘源寺は天龍寺の塔頭で
室町時代に、清和源氏の流れを汲む細川氏により建立された由緒ある寺院
特別拝観で公開されるのは
枯山水庭園の「虎嘯の庭」
本堂の襖に書かれた「扇絵」
重文指定の「毘沙門立像」
縁側の柱に残る「幕末の刀傷」
刀傷をつけたのは長州藩士
彼らは蛤御門の変の時にここを宿所にしていたのだ
この戦は長州藩の負け戦で、以来長州は賊軍となった
激動した時代の証が今ここに残っているのだ
私には重文指定の芸術品より価値ある体験だった