早朝から晴天成り 北北西の風が吹きすさぶ 日曜の未明に出発して夜明け前に着くようにしてました
計画通りに到着して海面を見たら漣も立ってない鏡のような海面でした すぐに「ヤバッ！」と思いました
あまりにも無風過ぎると明け方と同時に恐ろしい事が起きるのが東シナ海でありまして・・（笑）
そしてそれは今回も又例に漏れず大風になってしまいました 「クソッ・・天気予報のバカ野郎 大ボラ吹きめ」
そう、怒鳴りたくなったのと同時に涙が滲んできましたよ～ん(T0T)
夜が明けて始めのうちは北東の風でしたので 久しぶりに宮崎の堤防で釣りが出来ると思って張り切って用意をしておりました
車から荷物を下ろして仕掛けをセットしていたら 何だか風の向きが段々と変ってきたと感じましたが
そんなに影響有るほどは変化しないだろうと思って そのまま用意を続けた
準備が出来たので 早速コマセを撒き始めて片手にコンビニで買ったオニギリを握っていました。
ここは足元から5ｍ位先の一点撒きだから慎重に同じ所に撒かなきゃと思って真剣に撒いていましたら
間違ってオニギリと一緒に自分の指までガブッとやっちまった思わず大声で「アイタッ！！！」と叫んで
再び目が覚めた気分にさせられました^^;
暫くしてから仕掛けを投入して（餌はオキアミ生）目を凝らして浮きの動きを見ていたら 全く無反応 餌もそのまま
よしよし、その方が良いのだぁ 餌盗りが多い時は厄介だからなぁ 何て思っていたら 直ぐに餌とりが出てきた
トホホ・・でもまぁ毎度のことだし覚悟もしていたから何とも思わなかったけど・・
浮子には全くの反応無しだからねぇ 団子を作って紀州釣りをしてみても全く突く様子も無くアタリも無い
だけど餌だけは無くなる 思い切ってカニをつけて投入してみた。何も喰わないけど 時々極々、小さなアタリがある
まぁチヌでない事は確かだな・・そう思ってユックリと上げて餌を確認したら 全く変化無し^^;
再度、餌を変えて投入して タナを海底から2ｍくらいの所で止めて暫く待っていた。
小さなアタリがあった・・と言っても穂先を抑えこむのでは無く喰い上げて穂先を上げるのだ これが二回も続いた。
喰い上げるとは、フグの類いかカワハギの類い それにチヌしか思い当たらねぇ それにしても食い上げ方が小さすぎた
私は、餌を変えようと思ってユックリと竿を上げたのだが アリァー根掛かりかな・・
仕方ねぇなぁと思って強くグイッと竿を上げるようにしたら ありゃ、根掛かりしたままグイグイと引っ張り出した
ありゃ、何か魚が掛かってるなと思ってラインを緩めたら相手も動かなくなった。 なんか変だなぁ小さい魚が穴にでも
持って行ったのかなと思って再度、強く引っ張ってみたら げっ！ こりゃすげぇ大物じゃん すかさずリールをフリーにして
対応してやり取りを始めたら2～3秒でとんでもないことに気がついた ライントラブルが見えてきたのだぁ
ドングリ浮子が道糸の途中でこんがらがって固定されたままになってしまっていたのよねぇ
原因は全く解らなかったけど 今迄一度も使用したことの無い新しく巻いたラインだったからかなぁ・・
私は頭の中で「コリャダメだ 釣り上げるどころか早くバラしてしまわなきゃロッドが折れることは間違いない」
それからロッドを海中へと一直線に向けてラインを張り 相手の思うが儘にさせてバラしてもらった
流石に大物だったのだろう いとも簡単にプツンと切って行きやがった くそっ！ 初っぱなから着いてないや・・
そして気がついたら風はもう完全に向きを変えてしまってた これは釣りをするには難儀になってきたから
又いつもの久玉の堤防に場所替えしなきゃと思って 急いで片付けて久玉の堤防へと急いだ
道中今のアクシデントが悔やまれてならなかったけど仕方ない 目にはラッキョみたいに大粒の涙が零れていた
さぁそして久玉の堤防へ着いて早速撒き餌を撒いて喉を冷茶で潤して竿入れを使用とした瞬間に目の前に異様な物を見た。
イルカが群れて入って来ている。よく数えると10頭くらいいる 縦横無尽に泳いで魚を追っている
「おいおい、またかよー」一月半くらい前にもイルカが入って来てお粗末な結果になったことがある
何だか膝からガクッと力が抜けてしまった。 まぁ黙って見ていても仕方が無い オキアミをつけて投入を繰り返すが
何もアタリは無い まぁ覚悟はしたけど あんまりでは御座いませんかぁ(T0T)
何処までツキに見放されたのであろうか・・もうどうにでもしてくれ 開き直るしか無かった
気がつけば風は北西に成り大風になっている もう場所替えするにもここしか無いのだなぁ・・トホホ
その内にイルカも出て行くだろうと思ってジッと我慢していたが とうとう昼のチャイムが協会から聞こえて来た
そしてそのまま暗闇となり昼間の釣りはThe end あぁ、何と言うことだろう二週間ちょっと我慢して
やっと釣りが出来る様になったのになぁ・・呆然としていた・・・
そして釣具屋のニイチャンが夜釣りで障泥烏賊の泳がせ釣り用の小アジを配達して持って来てくれた
ヨシッ！ 夜釣りで挽回しなきゃ・・海はおかしな事にイキナリ凪に成り満天の星空がキラキラと・・・
夜になればイルカは居なくなるだろうと考えて俄然やる気が出てきた。
うふふ と言うところで今夜はここまでで・・・続きはまた明日書きますねぇ^^;
それでは皆様、明日も良い日でありますように おやすみなさ～いｚｚｚ
このイルカ達 夕方には30頭くらいに増えていたのでーす
もうどうにもならんわー（泣）