今日は透析が終わってから家にまっすぐ帰ってきて釣り用の車の中を整理した
いつも何かあってからの用心のために予備の小道具やら沢山積んでいるんだがぁ もう何年も何事もなく
使う事が無かったので全部車から降ろすことにした。 少しはスッキリとした感じがするんだがぁ・・
まだまだ不要なものが有るみたいな気がするのだぁ 道具入れのバッカンも小さいのに入れ換えようと思うのだが・・
あんまりギューギューになると使いにくくなるので考えてしまうのだよねぇ(--;)
まぁ出来るだけなんでもコンパクトにしてしまい車中に積みやすくしなければなぁ^^;
明日と明後日の気象予報は雨は降らないようだけども(でも一時的に雨が降るのだ 私の予想では^^;)
風が絶対に強くなると思うので釣行を中止にした^^ だってぇ等圧線の幅が狭いのが九州のすぐ北西の位置まで
下がってくるんだよねぇ 北寄りの風がハンパなく吹くと思うのよねぇ^^;
それもぉ真冬並みの高気圧(1044パスカル)なんてのが寒気を連れて南下してくるから困るのだぁ^^;
折角、釣行する気満々になっていたのになぁ(--;) 悔しいよぉ(T0T)
まぁ、これから先は、日帰りの単発で凪の日を狙っていつでも行けるように虎視眈々と準備をしておかなきゃなぁ^^
ところで今日は、真冬の海の中へドボンと落ちてしまった友人の事を書いてみようかなぁ・・
今から45年ほど前に鹿児島県の宇治群島の鮫島本島の地磯に上礁した時の事である
まぁその友達も到着早々から運が悪いのであった・・・
瀬着けして上礁する時に磯に飛び移ったのはいいが真っ暗な夜中だったために両手をついてしっかりと瀬にしがみついたのだが
何とぉあろうことか・・その両手をついたところに前に上礁してた釣り客がウンチをしていたらしくて
いきなり「うわーっ! 何だこれはぁ クソじゃねぇのかぁ?」と大声を上げたのだった
手には軍手をしていたのだが糞は簡単に染み通ってきたらしくて こりゃぁ臭くて堪らんぞぉと怒りをあらわにして
磯の上を頭にきて走り回って大騒動していた( ´艸`) 水汲みバケツに水を汲んで暫くキチガイみたいに手を洗っていて
ようやく落ち着いたのだがぁ まぁ気の毒ではあったが私は笑いが止まらなかったのである^^;
その後すぐに仕掛けを作って尾長グレを狙って釣り始めたのだが その夜に限ってとんでもなく早い流れが
足元から沖の方まで左の方向へとヒュンヒュンと流れていた 「こりゃ、メジナや尾長なんて喰いそうもないわなぁ・・」
そう二人で言いながら こんな潮は初めてやなぁ なんて言いながら釣り始めた・・・
それとどうかぁ・・いきなり私の竿にひったくるようなアタリがあり強い力で暴れまくりだしたのである
うわーっ 何か喰ったぞぉ・・そう言いながら高い釣り座からやっとの思いでタモに納めたのはヒラスであった
計量はしなかったがぁ大体4kg近くはあったと思う 竿はグレ竿の3号だったので何とか安心して釣れたのだがぁ
いきなり釣り始めてからの入れ食い状態に入ったようでぇ なんとぉ餌をつけなくても巣針をルアーみたいに
引っ張るだけで喰ってくるのだった・・私と友人は、ヒラスの方がいいかもなぁ尾長グレよりも・・引きが楽しめるぞぉ
なんて言いながらほんの少しの時間だったけど入れ食いを楽しんだのだが・・・
友人は最後のヒラスのを掛けた時には潮が随分と下がってきていたのでタモの柄が届かずにずっと下の方まで下りて行っちゃったのだ^^;
私は、そりゃ無理ばい 危ないばい 俺が掬ってくるけん 魚ば潜らせんごてしとけよ そう言ったのだが
な~に、大丈夫ばい そがん、おおごとせんてちゃよかばい そう言って降りたのだがぁ タモにヒラスを掬って
上の釣り座迄、這い上がろうとした時にズルズルと滑り落ちて海中へドボン・・と。
流れはとんでもなく早いのでみるみる間に友人は左の方へ流されて行った ライフジャケットを着ていたので
辛うじて浮かんでいたが 彼の手にはもう竿など持っていなかった 必死であったのだぁ(--;)
私はロープを引っ張り出してスカリ用のブイをつけて急いで投げ込んだが届かなかった。
わーい!どうしようと思って瀬上をあたふたと動き回っているだけしかできなかった
その内にウう人は左にある大きな岩陰の後ろへと姿を消した 心の中で 頼む生きててくれ こりゃ大変な事になったなぁ
もう完全に私もパニック状態であったがどうしようもなかった 真っ暗な瀬の上でひとりポツンと座り込み
どうにかして船に連絡を取らなくちゃと思っていたけど その手立てがなかったのである
小一時間くらいじっと座ってボーゼンと沖を眺めていたら 何だか左後ろの方でガサガサと音が聞こえた
ギクッとして後ろの方を見たら何も見当たらない だがぁ確かに音がしてるような・・もう恐怖だったので
じっと息を堪えるようにして後ろを見ていたら なんとぉ ずぶ濡れになった友人がヨタヨタと歩いてきて
寒い・・と 顔色も無く 一言・・ おおっ!瀬にしがみつけたのか? 大丈夫かぁ と大声で言ったら
兎に角、寒い どうにかしてくれというので 急いでパンツを脱げと言って肌着も脱がせた
私の肌着を脱いで着せてやり 防寒着も着せて 調理用のガスコンロに火をつけてバッグの中のありとあらゆる
燃えるものを少しずつ燃やして暖をとらせた
もうこうなりゃ釣りどころではない二人身を寄せ合って真冬の磯の上でガタガタと震えていた
やっと夜が明けて船が見回りに廻ってきた時に私達は船に乗って毛布にくるまって泥のように眠ったのであった
帰る時に友人が申し訳なさそうに「すまんねぇ・・」と謝ったがぁ まぁ釣りには色んなことがつきものたい
気にせんでよかがぁ そう言って無事に家に帰り着いた それ以後彼は絶対に無茶をしないようになった^^;
まぁ今となっては笑い話のようにして二人で他の人に話しているのだが やはりすごい恐怖だったのだぁ(;^_^A
と言う所で今夜はこの辺で失礼しますねぇ 皆さん明日もお休みですね 楽しい一日をお過ごしくださいねぇ
おやすみなさ~い^-^/zzz
「ムスジガジ」何だか舌を噛むような名前なんだが
北海道を除く全国に居るらしいのだが私は釣った事が無いような・・
ギンポに似てるような気もするが(;^_^A
こういう魚って煮付けにすれば美味しいような感じなんだけどねぇ
兎に角一度釣ってみたいなぁ^0^