◆中秋の名月
今夜は中秋の名月、お月見です。夜空にはまん丸のお月さまがぽっかり浮かんでいます。
このブログは『翁の徒然なる日々』として、今の世相などを斜めから見て自分の思ったことをそのまま書いています(なにしろ捻くれものです、少し危なっかしい所もありますが)。
翁は戦争を知らない昭和っ子なので、書く内容が今の若い人たちには、ほとんど合わないかもしれません、それでも、一応「激動の昭和」(大袈裟ですが)を何とか生きてきましたので「こいつ古い奴だなぁ!」と笑ってご放念ください。
◆傷だらけの人生
今から半世紀程前の昭和45年(1970)、映画スター鶴田浩二さんは、こう歌いました。
まず、
「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。どこに新しいものがございましょう。
生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃござんせんか。」
と言う台詞の後に
何から何まで 真っ暗闇よ
すじの通らぬ ことばかり
右を向いても 左を見ても
ばかと阿呆の からみあい
どこに男の夢がある
〜中略〜
と、歌い出し、さらに
「なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたがそういう私も日陰育ちのひねくれ者、お天道様に背を向けて歩く…馬鹿な人間でごいます。」
〜以下略〜
(鶴田浩二:『傷だらけの人生』/作詞:藤田まさと/作曲:吉田正)
と言う台詞が続きます。
最近の世相を見ると全くこの歌詞の通りですね。半世紀以上経っても変わっていません。
◆税金の無駄遣いって
安倍元総理の国葬を巡って経費がかかりすぎとか税金の無駄遣いだ、などと言って官僚を集団で問い詰めたり、国会閉会中審査などと称して、時間や経費の無駄遣いをしている野党界隈の人たち、何方がばかで何方が阿呆か知りませんが、歌詞の男を国と読み替え、夢を未来と置き換えると、そうそうその通りと思わず頷けます。
官僚の人たちをあまり虐めると自分たちが政権の座に付いた時、面従腹背で言うことを聞いてくれませんよ。あっ、そんな心配はないのか。ナルホド!納得。
◆若者は肯定的
安倍元総理の国葬について、NHKの街頭インタビューなどを視ていると実施に否定的なのは、概ね中高年以上の層、逆に意外だったのは若い方は国葬に結構肯定的だったことです。
テレビ屋さん、新聞屋さんそして雑誌屋さん等オールドメディアからの情報を主とする保守的な中高年、高齢者。一方、それらオールドメディアに縁のないリベラルな若者たち。
こんな構図が見えてきて、なるほどな、と思っています。
今の若者にとって総理大臣と言えば幼い頃から安倍元総理ですからね、当然と言えば当然でしょう。
「アベノミクスで就職もできて安倍元総理を支持する学生が多い」と、以前、上武大学の田中秀臣教授がラジオで仰っていました。選挙結果が物語っています。
ところで、自称野党第一党の立憲何某は、国葬出席は、党議拘束はせず本人次第とするらしいです。
もちろん、パフォーマのセメントおばさんや駅伝おばさんは欠席。ヨカツター!!
外国からの弔問客との野党外交の絶好のチャンスなのに、勿体ないですな。やはり、政権の座に就く気は無さそうです。まさに、〇〇と〇〇の絡みあい、、、。
国民と称して、自分たちの支持者を煽り、騒いでいる〇〇と〇〇、そんな事より、選挙公約に掲げた多くの国民が喘いでいる物価高とを何とかして下さい。
翁のいつもの戯言です。ご放念ください。
終わり