いよいよ4年に一度のサッカーW杯カタール大会が開幕しました。暑い中東と違い、今日の当地は生憎の雨模様、気温も低く、寒い朝です。やはり秋は青空が似合いますね。
今日はこの話題
定年退職後、早いもので15年が過ぎ、あまり好きな言葉ではありませんが、後期高齢者になりました。トホホホ。
71歳になるまで、アルバイト程度の仕事をしていましたが、今はもうすっかり四流の翁となりました。
今さらですが、ちょっとだけふり返ってみます。すみません、年寄りは昔し話が好きなのです。
サラリーマンは、50代ともなれば、定年を意識します。あと10年、9年、8年とカウントダウンが始まります。切りたくもないゴールテープが近づいてきます。
今はわかりませんが、翁の勤めていた会社は、55歳で退職金が割り増しになる早期退職制度があり、周りにも制度を利用して退職していった人がいました。えっ、あの人が、と思った人が去っていきました。
例え、残っても57歳で役職定年となりただの社員に。そして子会社や取り引き先へ出向する人もいました。
四流社員を目指していた翁は、目立たず、頑張らず、役に立つことなく、出向は免れ、役職無く本社勤務のまま定年を迎えました(笑)。
住宅ローンは、手元に少しまとまったお金があれば、少額でも繰上げ返済に回し、おかげで定年を待たずに完済、気持ちが軽くなり労後の飛行へ。
これから定年を迎える方は、教育費の負担も大きくなり、結構大変な年代だとは思いますが、住宅ローンはできる限り繰上げ返済しておいたほうが身も心も軽くなり安心です。余計なお世話ですが。
老後を労後と書きました。特に意味はありません、長い労働の後(のち)なので。自分自身をねぎらう意味でも労後。「おいてのち」よりこちらの方がいいでしょう?
昔、定年後はのんびり孫と過ごすといった先輩がいました。その年代の方は年金が多く貰えた年代。羨ましく感じました。でも人それぞれ、マーイーカ!! 今は年金の範囲内で何とか倹しく暮らしています。
生活水準を下げぬまま労後に突入するとやがて年金だけでは賄えなくなります。家のリフォーム、交友関係、食事、旅行、車など優先順位を付け労後に備える必要があります。もちろんそんなの必要ないと仰っしゃる方も。
翁は労後の住まいとして二階建ての戸建てから、フラットな今のこじんまりとした家(集合住宅)に転居しました。足腰が弱って来ると階段の登り下りもしんどいし、第一、夫婦だけになると広すぎます。
そして、夫婦二人になると一番大事なことは夫婦仲です。まさか「誰のおかげて今まで飯を食えたんだぁ」と言ってはいないと思いますが、実はこれが一番大事。それを言っちゃあおしめいよ、即独居老人になり、老孤になります。
いつも遊んでいる『ポケモンGO』に気に入ったポケモンを相棒にして一定期間連れて歩くと最高の相棒として相棒ポケモンに「がんばリボン」というマークが付きます。
実生活でもご夫婦とも相棒に「がんばリボン」を付ける気持ちでいると穏やかな老後、労後になります。
老いては妻に従え、そう悟ることも夫婦円満の秘訣です。そう云う意味では老後は老悟かもしれません。
例え、ケンカしても直ぐに和平交渉に持ち込まないと、退職金の領収書(離婚届)に待ってましたぁとハンコを押されかねません、ご用心ご用心!
終わり