『人の話を最後まで聞かない』
これは個人の性格によるものですが、認知症はそれをよりひどくさせます。
あちらこちらに脱線し、まともな会話が出来ない。
『理解能力の欠如』
話す内容を理解できず、結局同じ質問を繰り返す。
介護者にとって辛い現象の一つです。
『不安から目を反らし、現実を見ない』
いつまでも自分だけは大丈夫だと思いこむ、一番厄介な問題です。
ムカつきます。
『認知症を軽視している』
これは一つの回避行動かもしれません。
“自分はそうはならない”と強く信じている傾向があります。
(※性格に左右されます)
『面倒な話になると耳を閉ざす』
話しても無駄だと分かります。
むしろ話をすることで、より被害が広がります。(こちらのメンタルがボロボロに)
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アリセプト自体は、これらの症状を和らげてくれるわけではありません。
ただ、前向きかつ行動的に生活するための補助的役割です。
(義父の時もそうでした)
───元気でちょっと面倒な老人が家庭に一人いる。
これだけ聞けばよくある話ですよね。
そう、よくある話なんです。
殺意を感じるほど面倒かどうかだけの問題です。(自分の理性が頼りかな)
「長生きするのも面倒や」
昨日の父の言葉。
『介護する人間はもっと面倒やよ』
私の本音。
果たして「幸せな介護」って……この世に存在するんですかね?
後悔しない介護はあるかもしれません
後悔しない介護は一生懸命しない事です
一生懸命するから辛いんです
見て見ぬふりも大事
私だったら薬は飲まなくて良いと思います
早く認知症が進んだ方がディなども反発も出来ないだろうし、早く寝たきりになるから
お互いに幸せだと思いますけど
一人で抱え込んでいたら自分が心の病気になります
愚痴るところを見つけて下さい
そうですね。
薬を飲ませず、そのまま自然と老いていくのも一つの手かもしれません。
親一人子一人なら、きっとそうしたでしょうね。
ただ、うちには主人も居ますし、なかなか踏み切れないのが現状。
寝たきりになるまでの間の地獄を見たからこそ、難しい問題だと思っています。
人によっては進行速度も違ってきますしね。
でも今のところ、アリセプト服用で少しはマシな状態です。
5年後にはわかりませんけど。
愚痴る場所は、おかげさまで少しあります。
本当に幸せな介護って・・・周りが幸せであることなのかもしれません。