2022.09.25(日)
久しぶりの青空、秋の空。
14000歩の朝のウォーキング。
乾いた風の冷たさと、木々や雑草の葉から上がる湿った温かい空気の混ざり具合が、なんとも懐かしく心地よい。
近所の高校の校庭では、他校の野球部が訪れて交流試合か。飛び交う体育会系の野太い声が近くの散歩道を一瞬支配する。
『初恋の悪魔』
https://www.ntv.co.jp/hatsukoinoakuma/
ドラマの最終回は、う~ん、どーなの?ということが少なくないんだけれど、このドラマは気持ちよく胸にストンと落ちて、終わった。
鹿浜鈴之介(林遣都)、馬淵悠日(仲野太賀)、摘木星砂(松岡茉優)、小鳥琉夏(柄本佑)に加えて、解離性同一性障害の星砂の別人格までもがいとおしいほどに魅力的で、彼らの抱える問題やつまずきの連続に寄り添ってしまう。
それでもさすがの脚本で、深刻になりすぎずに、軽妙で意味ありげな会話が繰り返され、「不器用な」彼らがなんと輝いてみえるか。
「不器用な」はフィクションでは歓迎されるが、リアルな人生では冷たく排除されることが多い。それはないよね~と、不器用なワタシは自己弁護したい。それが許されるドラマだったような。
ストーリーの流れや伏線も味わい深く、せつない場面も。
印象的なシーンや言葉のやりとりは毎回随所にこめられていたけれど、鹿浜さんが「友達」となった彼らとカラオケで弾けて歌っているところは、ちょっと笑って泣けたっけ。
星砂と彼女を支える医師(田中裕子)とのやりとりも心に残る(「今回は登場せず」もユニーク)。
もう戻らないかもしれないから、と鹿浜の前に最後に現れてくれた星砂の別人格さん。
ラストシーンで再び捜査会議をしていた四人。決して繰り返しではなく、新たな四人のスタートなんだろう。
その後を見てみたい気もするけれど、そこは私たちの想像の中にとどめたほうがいいんだろうな。
『石子と羽男』もオリジナル脚本だったそうで、こちらは続編もあるのかな?
https://www.tbs.co.jp/ishikotohaneo_tbs/
『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』
https://www.nhk.jp/p/ts/ZPZJP2WJ9R/
シリーズ1にも劣らぬ弾け具合と、混迷するストーリー。
監督自身が「ストーリーは大したことないから」と説明していたので、ギャグと豪華なキャストとパロディーをゆっくり楽しもう。
秋の夜のお楽しみ・・・。
オダギリジョーは、着ぐるみでもカッコいい。(連呼して、身内からの苦笑)
今になってあからさまに次々と発覚する「東京五輪をめぐる贈収賄事件」。
賄賂やリベートが当たり前に横行する・・・と判断していいのか?
これは、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会元理事の高橋治之容疑者らの問題だけで片づけるべきではなく、このような運営がまかり通っていた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の問題として正していくべき。
「五輪ビジネス」の実態に閉口して、(私の)心離れは甚だしい。
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