富士山と「熱い恋」

２０１０年３月２８日 （日）

■田貫湖からあの富士山
　先週の「朝日新聞」の「読者が決める日本一は？」の「富士見スポット」で、第８位に田貫湖（静岡）が入っていましたね。
　この特集、けっこう好きで、毎週ついつい見入ってしまう。温泉日本一とか牛肉日本一とか、「よくある」日本一比べだけじゃなく、ちょっとマニアックなものもときどきある。どんなのがおもしろかったか、ちょっと忘れちゃったけど(笑)。
　田貫湖、訪れたのは十数年前の初夏。土曜に車にテントをつんで出発。朝霧高原のテントサイトが目的地だったんだけど、行ってみたら閉鎖されていて（当時はネットで調べるなんてありえなかったし）。国道を南北に行ったり来たりして見つけたのが 田貫湖。
　恥ずかしいけれど、この名前を耳にしたことはなく、まったく期待もせずに夕暮れにテントを張ったのだ（そのときに富士山を見た記憶がない…）。
　サイトにはほかに１張か２張のテントしかなく、今、ココで見るような整った設備もまだなかったような記がする。
　夕飯の支度をしている頃から急に土砂降りの雨、雨、雨。なんだか追われるように後片付けをした記憶ばかり。
　夜中に目を覚ましたら雨はやんでいて、外に出て見上げると満点の星。西側の空にだけ星が見えないので、ああ、まだ雲があるんだね、と話していたんだ。
　ところが朝になってテントの外に出てビックリ。西側にはでっかい「富士山だ～！」。
　あれから何度も 「富士山だ～！」を経験しているけど、あの田貫湖からの富士山ほど、私を驚かせた富士山はなかったと思う。まさかあそこにあんなデカイ富士山があるなんて思わなかったから。
　ネットやガイドブックできっちり調べていくのもいいけど（私は計画を立てる段階が大好きな人間なんだけど）、なんの予備知識もなく出かけるのもたまにはいいかもしれない。
　あの夜の土砂降りと朝のデカイ富士山は今でも忘れられない。
　そのもののすばらしさももちろんだけれど、そのときのエピソードやハプニングに彩られる思い出が「私にとっての日本一」になるのだろう。
　あの日は近くの長者ヶ岳・天子ヶ岳を登ったんだっけ。
　田貫湖周辺も含めてあまり人に出会わない静かな場所だったのだけれど、今はちがうのだろうか。暖かくなったら、訪ねてみようかな。

■熱い恋
　２、３日前の新聞の投書欄より。
　７０歳代の女性の当初だったか。今までの人生を顧みて、何かし残したことはなかったか？と考え、「そうだ、私は熱烈な恋愛をしたことがない」と思い至ったという。
　夫とは見合いで出会い…、と。
　熱い恋愛をして（福山さんみたいなステキな人と）、でも悲恋に終わって、泣いたあかつきに「今の夫と出会いたい」と。
　ああ、幸せな７０年余りだったのですねえ。

■さっきの「焦点」で
　久しぶりに家での日曜の夕方。
　さっき「焦点」見ました。う～ん、久しぶり。日曜の夜の匂い(笑)。
　六代目円楽さんの大喜利にて。
　歌丸さん「おじいさんや、もう運転をやめたらどうですか？」（助手席の老妻の設定）
　円楽さん「そうだなあ。カーナビに三途の川が映ってるくらいだから」
　う～ん、座布団二枚！

■「水鉄砲」！！
　ＲＯ６９の兵庫氏のブログ（３月２３日）でチョイ笑う。
　フジの笠井アナ、「午前中の地上波における言い間違い数日本一の男」って言われているんですか。私の知り合いからも、このアナの「間違い武勇伝」をたびたび教えてもらうんで。
　いやいや、たまたま見た番組で、「鉄砲水」のことを二度も「水鉄砲」と言っていてビックリしたことあります。


　こんなところで書いてはいけない話題だけれど、完全無罪となった菅谷さん。
　裁判官三人が起立して謝罪したという。
　それにしても、想像を絶する年月。取り返しの付かない年月。
　最近いろいろな事件で、「容疑者は否認しています」と報道されると、「別に犯人がいるんじゃないの？」と思うことが多い。以前は、「んなこと言って…」と軽く無視していたんだけれどね。

（2010.03.28 18:54:06）


　あらら、ホントだ。
　上の記事で、「焦点」だって（笑）。もちろん「笑点」の間違いです。
　友人がメールで知らせてくれました。
　メッセージくれた方もありがとうございました。
　こういうの、あっちこっちにありそう…。
　記念に？そのままにしておこう。

　今夜は仕事場に泊まり込んでます。
　スピッツのライブも行きたいし、がんばって仕事せねば。
　暖かくなりそうだし。
　昨日の朝は、うちのほうの桜、一分も咲いてなかったけど、かなり開いたかな？

　今日はK君の誕生日。
　おめでとう！　最近はゆっくり仕事してますか？
　無理はしてほしくないんだけどね。

（2010.03.31 02:34:24）