隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「いつのことだか 思いだしてごらん♪」

2018年03月10日 16時17分36秒 | 日記

2018.3.10(土)


 ときどき晴れ間が見える程度だったけど、ようやく晴れてきた。
 洗濯物は乾いているかな?

 今日は東京大空襲の日。
 周囲には、この日を体験した人がほぼいなくなった。母は東京生まれなので、下町のほうの空が赤かったという話はしていたけれど、生々しい記憶ではないようだ。
 語られない事実や人物はどんどん人の心に薄くなっていく。

 東京には1944年から終戦までの間に100回以上の空襲があったという。
 そういうときに普段は予想もできなかったような力を得て、ばかでかい荷物を運べた、という母の記憶もある。明るく語っていたけれど、そういう小規模の空襲でも命を落とした人がいたことには変わりない。
 死んだらおしまいだ。まして、国の争いで命を落とすなんて。国が複数ある限り、諍いはなくならないだろう。でも武器を持ったり核の抑止力とか言って愚かしいことを主張しても、解決にはならないこと、犠牲になるのはいつも一市民であること。戦争を知らなくても、そこだけは「理屈」や「感情」でいいから自分の中に確保しておこうと思う。


■ TOSHI-LOWの生き方
 https://ex.yahoo.co.jp/buzzfeedjapan/ashitano-interview/9.html

 多くのミュージシャンからの信頼や支持がうなずけるインタビューだ。
 うまく言えないけれど、ちゃんとしなくちゃ、なんて、こんな私の身もひきしまるってもんだ。
 あれ以降仕事での小さな支援で知り合った石巻の30代の男性は、被災地のライブの場で彼に出会って、30分くらい話したときのことが忘れられない、といつも言う。
 「あの人の音楽はちょっと性に合わないんだけど(笑)、あの人は好きだ」
 彼は小田和正の熱烈なファンですから(ま、BRAHMANはちょっとね・・・だろう)。

 日常は仕事で忙しくしていて何もできないから、と、あれから何度も休暇をとって被災地を巡り美味しいものを食べている若者もいる。彼からの情報も結構参考になる。
 楽しんで支援すれば長続きするよ、と。

■『岩手日報」に言葉
 塩見三省さん
 https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/3/9/9545

 香取慎吾さん
 https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/3/9/9542



■ パラリンピック
 アルペン競技を見ながらランチのうどん。
 障害の程度によって異なる時計の速度とか、トレーニングのしかたとか、新たな知識。
 バイアスロンの選手たちが「雪質がザクザクで」と表現していたけど、オリンピックから2週間で、平昌はもう春なんだな。陽射しが明るい。
 アルペンスキーの森井選手、村岡選手、銀メダル、おめでとう!



■ 辞任
 ・・・では終わらないよね。
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180309/k10011358191000.html
 https://mainichi.jp/articles/20180310/k00/00m/040/150000c

 森友問題の渦中に担当職員であったこと、国会での説明は不十分であったことを辞任に当たって本人も認めていることを考えれば、今回の試料の改ざんや当時の交渉に内容や首相への思惑(忖度?)も含めて、これまでのような杓子定規の答弁ではない対応は求められる。
 なにもしないで隠れたままでは・・・。



■ 思い出は思わぬところで・・・
 昔、大昔、保育園児だった息子たちを連れての初キャンプは本栖湖だった。
 富士山を見ながら即興で作った「カラマツ林と富士山」の歌(歌詞もちゃんとついてます)。ときどきどんな歌だっけなあと思い出すことはあったんだけど。
 昨夜用事があって一人で訪れた息子と三人で食事をしていたとき、その話題になって。
 そうしたら、息子が「覚えてるよ、だって富士山が見えるといつも車の中で歌ってたじゃない」と言って、歌い始めた(笑)。
 ああ、それそれ!と私。ええっ、覚えてたの?のびっくりと、ちょっと感動。思い出は思わぬところに息づいてたりするんだね。

 余談ですけど、私は「頭を雲の上に出し~♪」の歌も一緒に歌っていたらしく、二人の息子はだいぶ先まで、この歌も母親の作った歌だと思っていたらしい。小学校でもらった歌集に出ていてびっくりしたと(笑)。

 
 そういえば、保育園や幼稚園の卒園式もそろそろ。
 今日は身近な二人の保育園児もおしゃれをして出かけて行っただろう。
 
 思い出のアルバム ♪ 
 

 最近はもう歌われないのかな

 保育園の卒園式で聴いて、思いがけず滂沱の涙を流したことを思い出す(実は今でも、これを聴くとちゃんと泣ける)。
 朝夕の送り迎えからの解放と、赤ん坊だった子の晴れ姿へのうれしさと・・・その両方への涙だったかも。


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2 コメント

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涙、溢れ (みゅー)
2018-03-10 21:08:52
かけらさん こんばんは

私は仕事の間、時間の流れがよくわかるのでラジオをつけています

この春も恒例のある現象が起こっています
スピッツの楽曲がとても流れるのですよね

やっと柔らかい季節がやってくるんだなぁ、と毎年思う現象です

かけらさん
これはダメです「思い出してごらん」

動画の流れる歌詞を見ただけで号泣してしまいましたよ

保育園の卒園式が一番泣いた記憶も蘇りました

最近の学校というところでは、昔でいう文部省唱歌とか童謡とかがとても減ってるような気がします

この季節
「櫂のしずくも花と散る」
なんて歌詞を思い出すだけで涙が出てしまうのは
歳のせいでしょうか?笑
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ですよね~。 (かけら)
2018-03-11 12:52:45
みゅーさん

こんにちは。
そうなんですよ。
みゅーさんはそんなことはないでしょうけど、私はきっと年のせい?
でもそういう心の動きは自分には悪くなくて、体の中が少しだけきれいになるような気がします。カタルシスとは異なるんでしょうけど。

私もラジオはよく聴くのですが、そうですよね、春ってなんだかそんな気がします。
「春の歌」一昨日も耳にしたなあ。
おもいがけなくスピッツが聴こえてくると、ちょっと不思議な気持ちになりますね。

今日もお互いに!!!

いつもありがとうございます。

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