隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

怒るのは簡単だけど(恥)~アニータ、柳沢発言などなど

2007年02月04日 17時38分45秒 | プチエッセイ
 なんだか、相変わらず怒りたい話題ばっかりですねえ。


■アニータを追っかけするな、腰抜けメディア!
 アニータを追いかけるな。おもしろおかしく取り上げるな。
 ホント、青森県民の神経を逆なでしているのは、アニータというよりむしろ追っかけ取材してた狂乱のメディアだぞ。
 もちろん、どういう神経しているのか、税金をあんな妻に貢いでた夫、それを見逃していた青森の住宅公庫の職員の責任は大きいんだけど。でもそれをネタにチリでヒロイン扱いされている彼女に「ワタシ、日本、ホントに好き」とか言わせて、「こっちは好きじゃねーよ!!!」くらい返せないのか! レポーターどもっ!!
 もう青森県民の代わりに勝手に怒っています。
 それにしても、14億円のうち11億円を妻に貢いで(3億はどこに行ったんだ? 誰かほかに貢ぐ人がいたとか??)、5000万円しか返還されなくて、あとはどこに行っちゃったの? 素朴な疑問。


■柳沢発言「女性は産む機械」に思うこと
○欠席して…。ほかに方法はないですか?
 柳沢厚生労働大臣の「女性は産む機械」発言。ハッと気づいて、「こんな言い方してごめんなさいね」と言ってももう遅い? 少子化問題の要の省庁のトップにいるんだという自覚、甘かったんだろうな。根本にそういう意識があるから口が滑ったって、それはそうだろう。弁解は通らない。
 女性側も実は気づいている。そんな意識のおじさん(だけじゃなく、おばさんも若者も?)が結構いるっていうのはね。そんなもんです。でもああいう立場の人間が講演会という公の場で言っちゃって、いくら「ごめんなさい」と言っても、「反省しきりです」と神妙に頭を下げても、遅いのです。
 野党は、ここぞ!とばかりに食い下がるし、女性議員は怒りをあらわにして抗議する。それは当然の行為だし、見過ごされては困る。
 でもいつものことながら、野党の抗議行動は審議拒否戦術、つまり予算委員会欠席ってやつ。野党の欠席によって審議不能になり採決を行えない、というのなら十分意味のある抗議行動だけど、結局は「賛成多数」で通過し本会議に進んでしまう現状。それに対する非難はごく当たり前のことだろう。
 じゃ、どうすればいい?に妙案があるわけじゃないけど。結局、安倍政権叩きのかっこうの材料になったことは確かということだろう。すべき議論の焦点がずれてきてしまったような、そんな気がしてならない。

○少子化でいいんじゃないかな
  柳沢厚労大臣の「産む機械」という表に出てきた表現はともかく、その底に流れる意識に問題があるんだろう。「女性にがんばってもらわないと」という意識が少子化問題に取り組む省庁のトップにあるということ、そしてそういう意識が決して例外的なものではないということのほうが、私には問題だ。
 少子化を是正していく、女性一人が生涯で産む子どもの数を増やしていくということが、もう無理? そこだけを追及していく限り、未来は開けないように思う。
 戦前の「産めよ 増やせよ」の時代ならまだしも(なんか、すごい比較)、女性の意識が変わり、なにより個人の幸せの追求が第一選択となっている今、いくら産む環境、育てる環境が整えられても、少子化のほんとうに解決にはならないんじゃないかなあ。
 少子化のまま世の中が進んでいくんだとしたら、その事実をとらえて、それに合った政策を立てていくっていうか。いつかはきっと不自然なピラミッドの形が正常になっていくんだろうし。それまでの不自然な時代(少子化+高齢化)をどうにか乗り切る方法を模索していくことのほうが、素人の私にはずっと自然なことのような気がする。
 どっちにしても、この国は狭い土地に大勢の人がいすぎるんじゃなかったですか?
 少子化の問題とはまったく別のところで、子どもをもちたくても難しい男女への不妊治療の充実、子育てへの経済的な面も含めての援助、という課題に真剣に取り組んでいけばいい。そんなふうに思いますが。

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