2012.9.17 (月)
■誓い
愛国心は一歩道筋を誤ると「暴徒」を生み出すのか?
そして「領土問題」は、誰の心にも多少の変節を生じさせるのか?
ふだんはリベラルなイメージだった知り合いの男性も、領土問題を語るときは、少しだけ右傾化する。
平和ボケした私の耳には画面からの政治評論家の、「戦争の可能性」という言葉の響きが不気味に心に残る。
先頭に立って店のガラスを壊す、かの国の若者の顔に浮かぶ笑みは、何を表しているのか?
愛国教育による反日だけではなく自国内での希望のない将来を憂いての暴動であるなら・・・と思う。
私たちは怒りを表現すること、抗議することの苦手な国民だけれど(近頃はそうでもないかもしれないが)、だからこそ、身近に暮らすかの国の友人たちに悪意の手が伸びないことを、そして彼らに「悪意の手を伸ばさない」ことを誓いたい。
せっかくいろいろなことを乗り越えようとしているなかで、成熟した国民でいたいなあと思うのです。
■「いじめとの因果関係」
いじめがあったことを認める発言のあとで必ずきくのは「いじめとの因果関係については判断できない」という文言。
そういうマニュアルがあるのか?と問いたくなる。
「判断できない」というのはある意味で当たり前のことといえるかもしれない。つきつめれば、人の行動の理由や原因なんて本人にしかわからないのだから。
問題は、そこにとどまることで事実をうやむやにしようとする学校側や教育委員会の姿勢。そして、事実をつきつけられないことで、結局自分の行動を総括しないまま大人になってしまう「いじめた側の子どもたち」、そして「見て見ぬままにしてしまった子どもたち」。
思い起こせば、ひょっとして私も「そうだったかもしれない」と過去を思い返すこともある。陰湿な事実に抵抗した覚えもある代わりに、大した罪悪感もなしに誰かを無視した覚えもある。
いじめの有無は、「したほうの人間」じゃなく「されたほうの人間」次第なんだってこと、大人になってから気づいたって遅いのです。
wowwowで放送された「ROCK IN JAPAN FES. 2012」の映像をようやく見た。
野外のライブならではの解放感は、ぜひぜひ来年もどこかで味わいたいもんだな。
(よかったら、ココにレポあります。お時間があれば・・・)
スピッツの「運命の人」の映像が印象的。
打ち込みが始まって、会場が「ん? なんだ?」という反応で(ゴースカに行った人はわかっているんだけど)、草野がアコギ一本で歌い始めて「おお!」となった瞬間を思い出す。
で、草野が歌っている間の崎ちゃんのいたずらっ子のような笑顔がいい! これは会場ではわからなかったし、今回の貴重な映像で判明。
テツヤや田村君のほうを見て、なんとなく目と目で言葉を交わしている感じ。
そしてテツヤが首を振ってリズムをとっている姿、踊っているクージー。
「は~し~る~♪」のところからバンドの音がいっせいに加わって「スピッツ!」になるところの盛り上がりがちょっと感動。
「長年封印していた」というMCで始まった「運命の人」。また日の目を見られてよかった。
私の周囲にも、「運命の人、大好き!」っていう人、案外多いのです。
金沢のおみやげに「森八」の季すずやかのセットを。
(東京のデパートにも出店していることを最近知りましたけど)
見ているだけで涼しげな気分になる色合い。
残暑がこうも続くと、こういう夏の涼菓が秋の光景に侵入してきます。
自民党が政権をとったら、原発ゼロの方向へは進まない・・・それは総裁立候補者の討論会ではっきりした。
民主党はゼロに向けての方向転換をうたっているが、建設中の原発の工事の続行を宣言するなど、矛盾点が多すぎる。
経済界は、原発の事故のあと少しの間おとなしくしていたけど、いつの間にか、「原発ゼロなんて無理だぞ、シロウトが何を言っている!」の一辺倒。代替エネルギーの可能性、研究推進の努力をとりあえず探ってみることもしない。
あのとき、福島から遠く離れた人でさえ感じた得体のしれない恐ろしさを、やつらは忘れたんだろうか。
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