隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

他県民には意味不明な歌詞も~「ご当地ソング国内編(東京以外)で漫遊記」

2019年07月24日 13時37分28秒 | スピッツ

2019.7.21 21:00
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
 TOKYO FM

 
 https://www.tfm.co.jp/manyuki/



 「草野正宗です。草野マサムネです」と繰り返したあとで、「s音が多くて、言いにくい名前だなと常々思っているんですよ」
この前の芸名ばなしに通じるってことで、こういう話題好きなのか、日常的に意識しているのか・・・。
 そこで、ついつい言ってみたくなる名前は・・・?で、「郷ひろみ! 郷ひろみ!って言ってみたくなりませんか? そういう意味で、郷ひろみって最高だな」。
 「瀬川瑛子です・・・、瀬川瑛子です」と繰り返して、「清流のせせらぎの音が聞こえてきそう。これも最高じゃないですか」とか。
 そんな視点で芸名を考えてみるのもおもしろいのでは?というのが導入でした、とさ。

 さて、今日のテーマは「ご当地ロック国内編(東京以外)で漫遊記」。
 海外のご当地ソングとして「London Calling」「花のサンフランシスコ」をあげて、「たくさんあるけど、日本にはないの?」と発したところ、「リスナーのみなさんからたくさんの情報をいただいた」そうだ。
 ついでに、これらも懐かしく聴いてしまおう。
Scott McKenzie - San Francisco 花のサンフランシスコ

 スコット・マッケンジー、キャッ!

The Clash - London Calling (Official Video)

 ちなみに、ココでは、田村くんとThe Crashについて熱く語り合っている。


 オンエア曲
 01 優しいあの子(スピッツ)
 
02 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)
 
03 もんげー岡山!(葛城ユキ)
 
04 泣ぐ子はいねが(高橋優)
 
05 Mt.ABURA BLUES(AL)
 
06 ヒロシマドライブ driving with 電大(奥田民生)
 
07 LOVERS IN NAGASAKI(ホリエアツシ)
 
08 KU・MA・MO・TO(LA-PPISCH)
 
09 醒めない(スピッツ)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「優しいあの子」。
 草野「これも、むりやり『十勝のご当地ソング』と言えるのかな」
 ま、ニューシングルだしね。
 十勝のそこここのお店や観光案内所などでは、しきりに流れているというし、長い目で見て、ご近所さんたちから、ご当地ソングに認定されたらいいですね。
 以下は、「優しいあの子」へのたくさんのリクエストから、スタッフが選んだ印象的なフレーズ。
 「白い光に満ち溢れているけど、まだひんやり感がある」
 「旅への憧れ」
 「スピッツらしさとは一味違ったスピッツらしさ」
 「『許し』が『コタン』と響き合ってアイヌ語のように聞こえます」
 「『この曲が流れるとうれしくなる』と103歳のおばあちゃん」(高齢者施設で働いているスタッフの方から)
 草野「103歳・・・。照れずにウキウキを表明できる103歳を目指したいと思います」
 年をとったからこそ言える「ウキウキ」もあるかも、と最近思うワタシです。

 最初は、「昭和のご当地ソングの傑作」、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」(1975年、4thシングル「カッコ万ブギ」のカップリング)。
 ちなみに「カッコマン・ブギ」はこちら。
 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド - カッコマン・ブギ


 
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドは、かつて宇崎竜童さんが率いたバンド。
 草野「子どもの頃、小学生の低学年の頃? すごく流行って、みんな『あんた あの娘のなんなのさ』って言ってた」
 子どもだからわからなくて、「ダウン・タウン・ブギブギ・バンド」と言ってたらしい(笑)。
 リクエストされた方からの情報では、以前、横浜ベイスターズの鶴岡選手の出囃子に使われていたそうで、「あんた あの娘のなんなのさ」のあとで、「代打、背番号57、鶴岡一成」というMCが流れ、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ~♪」と続き、「痛快でロックだな、と選曲センスに感心した」というメッセージ。
 歌詞の語りで、噂のヨーコの存在がだんだん近づいてきて、さっきまでそこにいたけど、でも出ていっちゃった・・・と、結局またまた会えずにいる・・・というところが、なんだかとっても切ない。

 次は、葛城ユキの「もんげー岡山!」(2015年、配信限定)
 18歳の頃、彼女のライブを見たことがあるそうで、「パワフルなパフォーマンスに圧倒された」そうだ。
ボヘミアン 葛城ユキ featuring 井上大輔('84)

 ハンパないハスキーな声。
 「モンゲー」は「ものすごい」という意味の岡山の方言だそうで、リクエストされた方によると、「ものすごすぎて岡山県民誰も使わない方言」らしい(笑)。
 PVはこちら。
もんげー岡山

 岡山出身有名人総出?

 「こういうリクエスト、待ってました!というご当地ソング!」と草野氏。同感です。
 ところで、この曲を作詞作曲された石田康成さんが、こんなツイートを。
 
 https://twitter.com/sekiden69/status/1153269602584940549?s=11
 https://twitter.com/sekiden69/status/1153542415245905922?s=11
 https://twitter.com/sekiden69/status/1153276007345872896?s=11

 次は、高橋優の「泣ぐ子はいねが」(2013年、3rdアルバム『BREAK MY SILENCE』)。
 「泣く子はいねが」は秋田のなまはげの決まり文句で、この曲は彼のライブやフェスで大変盛り上がる曲だそうだ。
 草野くん、秋田、とくに秋田の食べ物が好きだそうで、「オレの好みと合ってる」。きりたんぼ、稲庭うどんもそうだけど、「バター餅がうめーんだよな」。
 曲終わりでも、歌詞の中の「いぶりがっこ」に食いついて、「チーズといっしょに食べるとおいしいです」って、どこかのライブでのMCを思い出させるコメントを(笑)。
 以前に秋田のラジオ番組に出演したとき、お茶じゃなく日本酒が出てきたことがあって・・・。「昼間からお酒飲んでるわけじゃないですよ? スポンサーがお酒の会社だったのかな?」と。
 きっと、うれしかったんだろうけど・・・。

 そして、次はALの「Mt.ABURA BLUES」(2016年、1stアルバム『心の中の色紙』)。
 ALは、元andymoriの小山田壮平くんを中心とするバンド。
 リクエストされた方は、「Mt. ABURAはインドあたりの山かな」と思っていたそうだが、ライブでパンキッシュでノリノリの演奏のあと、「今のは油山の曲だったとよ」とうれしそうに博多弁で言う小山田君がかわいかったそうです。
 草野くん曰く、福岡市城南区、早良区あたりの人間にとって、油山はめちゃくちゃ馴染みの山だそうで、その山がどっちの方向に見えるかで自分の今いる位置を認識していた、とのこと。
 草野「東京に来て、油山がないので困ったんですよね」
 油山、こんなところです(ココ

 そして、奥田民生の「ヒロシマドライブ driving with 電大」(2015年、Charさんに提供した曲の方言バージョン?)。
 草野「奥田民生さんも地元愛の強い人ですが・・・」
 「電大」とは「広島電機大学」(現・広島国際学院大学)の略で、ユニコーンの川西さん、テッシーさん、EBIさんのユニット名だとか(ココ)。
 リクエストされた方曰く、他県民には意味不明な歌詞が「まさしくご当地ソング!」と。
 ホントにそうで笑っちゃう(笑)。なんだ、この曲は!!!
 全然関係ないけれど、奥田民生・Charつながりってことで、「三人の侍」のステキなライブを。
 上を向いて歩こう Char 奥田民生 山崎まさよし 歌詞

 最後は、「しっとり系で」、ホリエアツシの「LOVERS IN NAGASAKI」(2019年3月発表)。
 ストレイテナーの彼のソロ作品。
 リクエストされた方は「長崎にとって大事な曲になると思いました」。
 美しい曲、胸に沁みる。声もステキです。
 https://www.nagasakilovers.jp/


 特集の最後に、個人的には「ファイト!ファイト!ちば」が好きなんだけれど、打ち込みなので選べなかったそうです。
 こんな不思議な曲(笑)。
 サビを歌ってくれたけど、この曲のイメージとはちょっと違って、ごくごく爽やかに聴こえましたけど。
ファイト!ファイト!ちば! ジャガー


 そして、今回も「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー(「惑星のかけら」だ!!!)。
 曲は、LA-PPISCHで「KU・MA・MO・TO」(2012年、25周年記念アルバム『caldera』)。
 これも「ある意味、ご当地ソング」。
 上京当時、レピッシュのライブはよく行っていたそうで、「ライブハウスは今で言うモッシュ状態」。
 お気に入りの帽子をライブ中になくしたそうで、「レピッシュのライブに帽子かぶってくんな!ってとこですけど」(笑)。
 (私の記憶違いでなければ、Mステだったか? ブルーハーツのライブで帽子なくしてって言ってた? ま、どうでもいいことですけど)
 ボーカルのMAGUMIさんがMCでちょこちょこ熊本弁を話していたそうで、「この人たちも『同じ島』から来て頑張ってるんだな」と励みになった曲だそうです。
 リクエストされた方は、「30年前の曲とは思えないかっこいい曲。『熊本には何もない』と歌いながら、郷土愛に溢れている」と。


 そして来週は、久々にリズムしばりで、「お馬さんリズムで漫遊記」。
 「馬が走っている感じ、西部劇のサントラでも使われそうなリズム」をマサムネ語で「お馬さんリズム」とよく言っていましたが、そういう曲をセレクトしてくれるそうです。
 また来週!


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