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たんぱく尿の検査

2012-11-06 09:29:43 | 日記
たんぱく尿の検査

 たんぱく尿は、健康診断やかかりつけの医師などを受診した際に行われる尿検査で簡便に調べられます。
 たんぱく尿の原因としては、急性腎炎や慢性腎炎などの腎臓に限局した病気と、糖尿病、膠原病、高血圧など全身の病気の一部として腎臓に障害が起きる場合があります。
 原因によって治療法が異なりますので、正確な診断が必要になります。たんぱく尿が多い人ほど、透析を必要とするような腎不全に至る危険性が高くなります。たんぱく尿陽性の場合、次のような手順で検査を進めてゆくのが標準的です。
 まず検尿を繰り返し行って、たんぱく尿が持続しているかどうかをみます。運動や発熱などでは一時的に尿たんぱくが陽性になることがありますが、腎臓病の場合には持続するのが一般的です。
 次に、たんぱく尿の程度を検査します。通常の尿検査でもたんぱく尿の程度をある程度判断できますが、尿量が多いか少ないかで結果が大きく変化するため、たんぱく尿の程度を正確に評価できません。
 尿を24時間ためて、その中に含まれるたんぱくの量をはかるのが最も正確です。
 また、最近では、1回の採尿でたんぱく尿の程度をある程度正確に測定する方法を用いる腎臓専門医が増えています。たんぱく尿が持続する場合には、血液検査を同時に行うのが一般的です。血液検査では腎臓の働きが大まかに判ります。詳しいことは『腎不全』の項をご覧下さい。以上の検査を総合して、さらに詳しい検査を行う必要があるかどうかを腎臓専門医が判断します。
 腎生検という検査は、背中から腎臓に細い針を刺して腎臓の組織を採取し、それを顕微鏡で詳しく調べる検査です。腎生検により、たんぱく尿の原因や腎臓病の種類がより正確に診断でき、治療法を選択する際の判断材料になります。たんぱく尿の治療法としては、原因となる全身病がはっきりしている場合にはまずそれを治療します。
 例えば糖尿病が原因で腎臓が悪くなりたんぱく尿が出た場合には、糖尿病の治療をまず行います。
 腎炎の場合には、副腎皮質ホルモンや免疫抑制薬などを使って治療をすることがあります。副作用もありますので、これらの薬を使うか否かは、腎生検による正確な診断に基づいて決定する必要があります。
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