インプラント治療とは、天然の歯根の代わりに人工の歯根であるインプラント体を顎の骨(歯槽骨)に埋め込む外科手術をいいます。
高齢者へのインプラント治療でもっとも注意すべき点は、患者さんの健康状態の把握です。高齢者は糖尿病や心疾患、高血圧、骨粗しょう症など外科処置を行ううえで注意すべき疾患をもっていることが多いからです。問診などで患者さんがそういった疾患をもっていることがわかった場合は、主治医と相談して、その状態をさらにくわしく調べます。
また、歯槽骨の状態をよく調べる必要もあります。これは高齢者に限ってのことではありませんが、高齢者であればより慎重に診断しなければなりません。というのも、高齢者で総入れ歯をしている場合は、インプラントを行ううえで理想的な歯槽堤であることは少なく、思いどおりにインプラントを埋め込むことが難しいのです。
高齢者で総入れ歯の方へのインプラントにはさまざまな方法があります。たとえば、2本のインプラントを入れて総入れ歯の支えにする方法や、失った歯の本数に近い数だけインプラントを埋め込んで、歯のあった状態と同様の状態まで回復させる方法などです。
総入れ歯に不満をもつ方はインプラントの専門医に相談されるとよいと思います。私の経験では、総入れ歯だったほとんどの患者さんから「よく噛めるようになりました」といった感想をいただいています。おいしく食事ができるということは、高齢者の方々には何よりも大切なことです。 入れ歯の汚れは、直前に食べた食べ物のかす、表面に粘着しているネバネバ、灰白色の硬い歯石のような沈着物に大別できます。
食べ物のかすは容易に清掃できますが、ネバネバや沈着物は頑固な汚れです。とくに硬い沈着物は、歯科医院で取ってもらうことになります。
入れ歯には、総入れ歯と部分入れ歯があります。総入れ歯の形態は比較的単純なため、汚れが付きにくいのですが、部分入れ歯では金属製の安定装置(バネなど)の大きさや種類、部位や数によって汚れの付き方が大きく変化してきます。長期間使用していると入れ歯の表面はわずかずつ磨耗し、歯ぐきもだんだんやせてきて、入れ歯とあごの土手との適合性が損なわれるようになります。口の中で入れ歯が「ギッタンバッコン」と動けば、当然のように食べかすがたまりやすくなります。
ご質問の件ですが、まず、かかりつけの歯科医師に適合のよい入れ歯に調整してもらってください。入れ歯の清掃は毎食後が理想的ですが、手がご不自由とのことですので、できるなら就寝前に入れ歯専用のブラシでできるだけていねいに清掃するようにしてください。その後、義歯洗浄剤にひと晩浸けておけば頑固な汚れは付きにくくなります。汚れの蓄積が頑固な汚れになるのです。「今日の汚れは今日のうちに」です。
部分入れ歯が汚れているということは、とりもなおさず自分の大事な歯にも汚れが溜まっているということになります。入れ歯と一緒にチェックしてもらいましょう。www.smilebetter.jp歯科用品
高齢者へのインプラント治療でもっとも注意すべき点は、患者さんの健康状態の把握です。高齢者は糖尿病や心疾患、高血圧、骨粗しょう症など外科処置を行ううえで注意すべき疾患をもっていることが多いからです。問診などで患者さんがそういった疾患をもっていることがわかった場合は、主治医と相談して、その状態をさらにくわしく調べます。
また、歯槽骨の状態をよく調べる必要もあります。これは高齢者に限ってのことではありませんが、高齢者であればより慎重に診断しなければなりません。というのも、高齢者で総入れ歯をしている場合は、インプラントを行ううえで理想的な歯槽堤であることは少なく、思いどおりにインプラントを埋め込むことが難しいのです。
高齢者で総入れ歯の方へのインプラントにはさまざまな方法があります。たとえば、2本のインプラントを入れて総入れ歯の支えにする方法や、失った歯の本数に近い数だけインプラントを埋め込んで、歯のあった状態と同様の状態まで回復させる方法などです。
総入れ歯に不満をもつ方はインプラントの専門医に相談されるとよいと思います。私の経験では、総入れ歯だったほとんどの患者さんから「よく噛めるようになりました」といった感想をいただいています。おいしく食事ができるということは、高齢者の方々には何よりも大切なことです。 入れ歯の汚れは、直前に食べた食べ物のかす、表面に粘着しているネバネバ、灰白色の硬い歯石のような沈着物に大別できます。
食べ物のかすは容易に清掃できますが、ネバネバや沈着物は頑固な汚れです。とくに硬い沈着物は、歯科医院で取ってもらうことになります。
入れ歯には、総入れ歯と部分入れ歯があります。総入れ歯の形態は比較的単純なため、汚れが付きにくいのですが、部分入れ歯では金属製の安定装置(バネなど)の大きさや種類、部位や数によって汚れの付き方が大きく変化してきます。長期間使用していると入れ歯の表面はわずかずつ磨耗し、歯ぐきもだんだんやせてきて、入れ歯とあごの土手との適合性が損なわれるようになります。口の中で入れ歯が「ギッタンバッコン」と動けば、当然のように食べかすがたまりやすくなります。
ご質問の件ですが、まず、かかりつけの歯科医師に適合のよい入れ歯に調整してもらってください。入れ歯の清掃は毎食後が理想的ですが、手がご不自由とのことですので、できるなら就寝前に入れ歯専用のブラシでできるだけていねいに清掃するようにしてください。その後、義歯洗浄剤にひと晩浸けておけば頑固な汚れは付きにくくなります。汚れの蓄積が頑固な汚れになるのです。「今日の汚れは今日のうちに」です。
部分入れ歯が汚れているということは、とりもなおさず自分の大事な歯にも汚れが溜まっているということになります。入れ歯と一緒にチェックしてもらいましょう。www.smilebetter.jp歯科用品