夕べどんな夢紡いだのか 2012年06月16日 19時51分38秒 | 日記 雨ばかりの1日だった。それも尋常な降雨でなかった。それでも、カラーの花は雨を溜めることもなく黄、白のシンプルな姿ですくっと立っているではないか。窓際にて庭を眺めていたら、ふと思い出した。通勤途中のこと、まん丸に肥えたタヌキが道路の真ん中に遺体となって転がっていた。交通事故のようだ。こんな光景は珍しくもないが、雨の日の弔いは尚気持ちが重い。 今朝、黄泉へと旅立ったポン太君に思いを馳せながら庭を眺めていたら、雨が小休止した。すると、野鳥のヤマガラが急降下して巣箱に入った。5月にシジュウカラが巣立ったので巣箱を掃除して次の住人を待っていたのだ。いつの間にやら、もうヤマガラが住んでいたのだ。「歓待歓待」 最後に庭の記事もうひとつ。黄色の大輪のバラが遅ればせながら、この雨の中くっきりと数輪咲いている。昨日は確か蕾みだったはず。実にけなげなことだ。 よべいかな詩を紡ぎしや今朝のバラ (はしちゃんの句)より