ハシちゃんの詩(うた)日記!

山郷の散策つれずれを
ペットのハシちゃんとつぶやきます。

あいちゃんの回想 (はしちゃんの詩)より

2012年06月23日 19時08分02秒 | 
暑い暑い夏
あいちゃんは
薄紫の花をたくさんつけた
大きなムクゲの木陰で
居眠るのが大好きだった

あいちゃんの鼻先で
ツユクサの花が笑っていた

散歩のとき
自慢のふかふかのシッポに
枯れ葉がくっついて
泣きそうだった
あいちゃん

夏が去り
秋も慌ただしく去ってゆき
寒い冬のある朝
あいちゃんは
眠くて眠くて
どうしても目覚めることが出来なかった

東の空に
ぽっかぽっかの
お日さまが昇りつめると
あいちゃんは
お日さまの子供になってしまった

はしちゃんの
思い出ぶくろは
あいちゃんのことでいっぱいだ