かめはうすぶろぐ

なんだかねぇ~

夜中の軽食のメニューは

2010-07-25 21:49:56 | 独り言
クロワッサン2個 マーガリンとイチゴぢゃむ
卵焼き2個
野菜サラダにヤクルトっぽい乳酸菌飲料1本
それに箸・・・

自分で持ってきたソウケンビチャのペットを一本飲み干し
チューブの痛みをこらえて出して頂いた軽食を平らげた。
しかし痛いので身動きが出来ず、そのままの姿勢で暫らく冷や汗をかいていた・・・オレはもしかしてこのまま朝が来るのを待つのか??
止めてくれよ、おれは入院してるんだぞ こんな冗談みたいな事をしてなきゃいかんのか? まだ入院して24時間も経ってないし、手術をしてまだ5時間も経ってないんだぞ!

それから暫らくすると、看護師さんが食器を取りにやって来た。
「あらっ? kameさん眠れないの?」
違うし! 痛くて動けないんです! チューブが!
「あ、何かあったらそのナースコールを押してくれればいいのに。」

え、そぉなの? そんな便利なものがあったの? 早く言ってよ (^^ゞ
それから朝までぐっすりと眠りに就いたのでした。


何だ?この痛みは・・・

2010-07-25 21:09:46 | 独り言
どうなってるんだ?何が起こったんだ?
あれ?ここで何してるんだ?
めちゃんこ右手が痛いぞ!?

あ、そうだ、今手術してるんだった。
それにしてもやたら痛い。麻酔は? 切れたのか?
マジかよぉ~
ところが口の中はカラカラで声が出せない。
頭の中では『ちょっと、マジで、思いっきり痛いんですけど 限界・・・』
痛みで気が遠くなりそうで、でも声が出せない・・・

「いいかね、ここが癒着してる部分だ。解るだろぉ?」
センセの声が聞こえてるし
おまけに何かで手の平の筋を引っ張ってるし
あかん、このままぢゃ絶対おれ、持たんし・・・
全身の力を喉に集中させて叫んだつもりだった『いだいぃぃ~』あかん落ちそう

「あ、麻酔が切れたみたいだ。もう少し眠らせておこぅ」
何やら右手に一発喰らったら段々と周りが歪んできて、右手も痛くなくなってきて、撃沈・・・

そして再度目が覚めた時は212号室のベッドの上だった。
あかん、ええことないわオレ。
喉はカラカラで右手は痛い。更にあそこもやたら痛い。
メガネ・・・メガネはどこだ? 何も見えないぢゃないか・・・メガネめがねと
手探りで頭の周りを弄ると、そこにようやく見つけたmyメガネ。
するとそこにやって来たのは見知らぬ看護師さん。
「kameさ~ん、お腹すいたでしょ~。軽食を持ってきたから食べますぅ?」
へ?軽食?そんなものより水が飲みたいんだオレわ。
『すみませんけど、喉がカラカラで水分がほしいので、冷蔵庫の中のペットボトルを取っていただけませんか?』
そうお願いしたら、快く出してくれた。「ハイ、どうぞ」「ぢゃぁ食事を置いておきますから、起きて下さいねぇ~」

あのぉ~、スミマセンけど、右手動かないんでキャップを開けて頂けると更に嬉しいんですけど・・・それにチューブが痛くて起き上がれないんですけど・・・
するとまさかとは思ったけど、やっぱり無理やり起こされた。
『ぐぇ~ いだいぃ~』
「手はだいじょうぶですか?」
『いえ、手ぢゃなくて、チューブが・・・ところで今何時ですか?』
「23時ですよ~」

そして 手術が始まる

2010-07-25 14:25:09 | 独り言
薄いグリーンの制服?に身を包み、マスクをした女性の先生が2、3人212号室に入ってきた。
「は~ぃ、今から手術室に行きますからね~。メガネを外してくださ~ぁい。あ、ベットを替わりますからね~。」
そう言って、ツタンカーメンの私を無理やり引きずり出した。
が~、痛てぇ~、ちょ、ちょっと待ってください、痛くて起き上がれないっすよ~
もう少しゆっくり起こしてちょうだい・・・

「まだ何もしてないのに、何処が痛いの?」
私は指をさし、『ここ』
「あぁ~、ちょっと傷が付いたかもねぇ~」
そう言いながらも移動用の小さなベッドに移し変えられ、手術室に連行された。
そこはメガネをはずした私には殆ど何も見えていないし、先生の顔さえ解らないはずなのに、
やたら狭くて、まるで物置のように何やら一杯置いてある。

手術台に3人掛りで載せかえられた私は、再度腰から前に掛けての痛みにうめき声を上げた。
せんせい、滅茶苦茶チューブが太いんですけど・・・
痛くて我慢できないんですけど・・・
まるでパソコンの黒い電源コードくらいあるんぢゃないですか?このチューブ・・・
すると女性のせんせいは私のズボンとパンツをずり下げて
「そんな事はないけど、LANケーブルくらいかなぁ~」
「そうだね、これでも細いほうだけどね」と意味ありげな返事だった・・・

程無く例のセンセがやって来た。
「お待たせ。はい、ちゃんとビデオ回してるね? ぢゃぁ行くよ」
私には何の説明もなく、それは行われている。
まず、左手を固定し、両足を縛り、左肩に筋肉注射。
そして自由になってる右手の脇付近に麻酔の注射・・・
これがまた痛いの何のって、指先までデンキが走る。
ここでも思わず悲鳴が。
「あ、ゴメン神経に打っちゃったわ、ゴメンごめん」
いいの?これ、センセまだ全部感じてるんですけど、いいの?

「まだ手の平に麻酔打ってないから、大丈夫だ」
「すぐに楽にしてあげるから・・・」
そう言っていきなり手の平に注射針をブスリ
そして更に、「ちょっと痛いから、眠たくしてあげるわ」
そう言って足の点滴から違う薬を流し込み、口には酸素マスクをあてがった。
すると先生は私の右手を持ち上げて、雑巾のようなものでぢゃぶぢゃぶと洗い始めた。
と、同時に私の周りの天井がゆらゆらとフラダンスの腰のように揺れ始めたと思ったら寝てしまった・・・

そして、再び目が覚めた時は、それは手術の真っ最中だったのだ!

定刻になりました・・・

2010-07-25 12:09:36 | 独り言
あぁ~、4時だ。恐怖の始まりがやってきた。
そんな事はお構い無しに例の看護師さんは手に何やらグルグルと巻いた電線みたいなものを持って212号室に入ってきた・・・

「kameさ~ん、時間ですからチューブを入れますねぇ~」
そう言いながら彼女は手に持っていたグルグル巻きの物をサイドテーブルに置くと、おもむろに私の手術着とパンツを下げた。
そうして例のぐるぐる巻きの先端になにやら透明のジェルをソフトクリームみたいにこんもりと盛り付けた。
おぃおぃ、そんなに盛ると絶対落ちるぞーー
そう思ったら、案の定殆どが私の股間に落ちて行った。

どうするのかと、恐る恐る見ていたら、なんと!
何も無かったような顔をして、そのまま刺身のワサビかだし巻き玉の大根おろし程しかジェルがついていないあめ色のチューブをいきなり突っ込むではないか!!!

おぇっ!! ぐぇっ!! あ~・・・
両手はベッドのパイプを掴み、両足は硬直し、腰は宙に浮いたまま悲鳴が・・・

「kameさん、ダメですよ、力を入れたら。余計痛くなるから力を抜いて下さ~ぃ」
「早く力を抜いて、入らないぢゃない」 
ダメ、無理。どうやって力を抜くのさ!あんた、それ、おかしいよ、言ってる事とやってる事が!!

暫らく放心状態だった私は、気が付くと、もう看護師さんは居なかった。
どうもおかしい。変だ。前と違う・・・
酷い違和感の私のあそこは、やたらめったら痛い。
膀胱の奥の壁まで痛い。動くとゴリゴリと当たる・・・
とても体が動かせない。激痛が襲う。
しかし、生きたまま突っ込まれるのはこんなもんか?と思いつつ、ツタンカーメンのようにベッドに横たわる私であった。
(左手が凝ってきたので小休止)