見てきました!
水曜でチケット代が安かったので、珍しくポップコーンを買ってます。
R18+だった理由については、めちゃくちゃよく分かりました!!
そして、そのレーティングじゃないと表現できないキャラクター性だったなとも……
・庇護と支配の違い、ベラが一人の人間として成長し、主導権を持って自由への選択をしていく姿が描かれた作品だなと思いました。
テーマは「自立」ではないでしょうか。
こう書くと人格者的な、主人公らしい姿を想像させるかもしれませんが、個人的には、彼女は良心的な人間でないと感じています。
法やモラルを超越した「自身の規範」にのみ従う人物であって、道徳心に満ちた人間ではない。
・時代をあえて不明確に(というかごちゃごちゃにしてる?)して描かれてるのかな?
動力源は電気、町中には馬車、でもホテルそばにはあの荒れた光景。
現代よりも昔のどこかの時代であることは伝わるようにしてるんですが……。
映像の現実離れした色味や、ベラと他のキャラクターの衣装を見るに、ひょっとしたらこことは別世界なのかもしれないですね。
【追記】原作の時代背景は19世紀末らしい
・性描写が多かったのは、支配欲・独占欲と、搾取の構造を分かりやすく描くため(かもしれない)。
彼女の自由の道程、獣から人間に変わる中に性が強く絡んでいただけで、勉学や芸術など、別のものでも成立したテーマだと思います。
自分の支配下に置きたいという人たちから逃げおおせるストーリーですから!
私はベラに共感するところが多かったんですが、他の人はどう感じるんでしょうかね。
法やモラルがある中で、それに従うも従わないも、自分の責任と自由意志で行う。
私の人生の主導権を誰が握るか? 自分で握るよね、と改めて思う映画でした。
そして可能であれば、より多感な時期に見たかったかもしれない!!
でも今ぐらいは物事を知らないと理解が難しいのかもしれない。どうでしょうか。
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