ちょうど1ヶ月前の4月7日、体調が崩れる。
最近はほとんどなかった、けっこうしんどい体調不良。
のたうち回るように、布団の上を転げ回る。
原因はその時々でさまざま。
苦しみながら、この日はふと、「特攻隊」を思った。
特攻関連で何かあった日かな・・・そう思って調べてもらった。
『1945年4月7日、「戦艦大和」が撃沈され沈没。』
そっか・・。
神殿にて祈りを捧げる。
このとき、私の中で詩(うた)が溢れ出る。
五の和音(桜)
思えば、今年の桜は長かった。
後日、体調が少し良くなった私は、知覧特攻平和会館のサイトを見た。
その中にある、デジタルアーカイブの特攻隊の方々の「遺書・手紙類」を全て読んだ。
※(この記事の投稿時には、確か50ほど掲載されていたが、そのご確認すると6つしか載ってなかった)
「あなたの幸せを願う以外に何物もない」
「勇気を持って、過去を忘れ、将来に新活面を見出すこと」
そんな風に、婚約者に宛てて遺した言葉。
「朗らかに笑って征く」
「にっこり笑って死んでゆきます」
そんな風に、死に向かって逝った若き日本男児たちの言葉。
「自分たちがいたのではこの世の未練となって活躍が出来ないから、一足お先に逝って待っています」
そんな想いを残し、二人の幼い娘と共に身投げした特攻隊員の妻の言葉。
「吾去ゆくも 死したにあらず 永久に 七度生まれ 花を咲かさん」
みんな達筆で、手紙の内容も二十歳前後の人間が書いたとは思えない。
その言葉は深くて重みがあって、礼儀正しくて素晴らしいものばかり。
中でも、特に心惹かれるものがあった。
文字の読めない小さい子供たちに、父親である隊員がカタカナで書いている手紙。
文中にはこうあった。
「そして大きくなったなれば自分の好きな道に進み りっぱな日本人になることです。」
・・・そうか、「立派な日本人になること」自体が目的なんだ。
そういったことの本質を、この時代の人たちはちゃんと解っていたんだ。
心震えた。
ちゃんとした日本人になる!と宣言した私。
今なお更に、『ちゃんとした日本人になる!』そう思った。
どういうことがちゃんとした日本人なのか。
いろいろとあるとは思うが、私の場合。
神国日本のため、君のため、そして日本人のため、自我を捨て去り、全てを捧げた彼らに思う。
日本人の心をちゃんと持つこと!
日本人は神の民であることの自覚を持つこと!
「人間は神の子である」という実相を思い出すこと!
今日、5月7日の父の命日に、「神の子の自覚」と「霊性の復活」を心に思う。
地球上の全ての人間は神の子である。
この自覚が広がるとき、この星の実相が現れる。
その要は日本人にある。