※「神子屋教育の礎」※
子供たちの心は素晴らしく純粋で素直で直感的です。何が大事で何が大切で何が尊重されるべきものなのか、大人の本音と建前の区別ない世界が子供にはあると思います。
生命(子)殺しをするような母親を、子供は本当に心から信頼し愛せるでしょうか。
自分はこの世に生まれたとしても、自分の兄弟にあたる子供たちの生命が殺されていたとすれば、「果たして自分の生命とは?」「母の愛とは?」と疑問を持つに至らないでしょうか。
更に愛深き魂を持つ子供は、兄弟の死を自分の死以上に悲しむのではないでしょうか。
最大の愛すべき母親が、自分と同じ生命を奪っている・・・。
この世でやりたいことがあったはずの生命を、そのために宿って来たはずの生命を、大人は自分たちの都合で絶ってしまう・・・。
それを認めているのが自分の住むこの社会である。
そう知った子供たちが、本当に「この世(学校/社会)はいいところだ」と心底思うことができるでしょうか。
また、そういった世の中を大人は胸を張って子供たちに「私たちの住む社会は安心安全なところだ」「素晴らしい世界なのだ」と、本当にそう言えるのでしょうか。
特に女性には、全ての生命の母とも思える“母性”というものが必ず宿っています。
そんな“母性”を持つ女性が生命(子)殺しをしたなら、その女性は間違いなく罪の意識を持ちます。
それは、表面的には忘れ去られているように見えても、女性たちの“母性”はそれを決して忘れることはないと思います。
今の子供たちがやがて成長して大人になり親になるのです。
今の子供たち(未来の母たち)に生命を殺させないよう、“無知”なる生命(子)殺しをさせないよう、それぞれの家庭において親が子供に「人間は生命である」と、きちんと「生命の教育」を為すべきだと私は思っています。
≪子供と母親との信頼関係≫において大切なこと、それは「生命を尊重し」「生命を大切にし」「生命を祝福し」「生命を愛し」、「私たちは生命の母です!」そういった意識を母親が確立し生命を殺さず守る、本当の意味で子供たちにとって一番安全で安心できる場所であり存在になる必要があるのだと思います。
私は、彼女がこういった姿になって今の社会の本質的な問題を、私たちに教えてくれているのだと思い感謝するばかりです。
一人一人の意識がこの世の有り様を創り出しているのですから、平和な調和した世界をもたらそうと思うのなら、自分自身の心にそれを描き実践し展開して行くことが大切であり、私の目の前の様々な出来事の責任もまた私自身にあるのだと思うのです。
特に、子供の問題は親の責任でもあります。
彼女から与えられた貴重な問題を機会に、私は親として何を受け取り何を考え何をすべきかの尊い体験させてもらっているのだと感じています。
以上のようなことから、学校教育現場において生命に対する尊厳と愛と認め合いの意識が育まれるような「生命の教育」が為され、子供自身が自ら「学校へ行きたい!」そう思えるのでないならば、私は親として子供を安心して預けることは出来ませんし、母親として子供の信頼を裏切らないためにも、嫌がる手を引き離すことや背中を無理やり押すということは、今後も引き続き出来ないものと思っております。
(2007/06/02掲載文)
関連文章:
安倍総理への手紙1
安倍総理への手紙2
(2006/11/19掲載文)
子供たちの心は素晴らしく純粋で素直で直感的です。何が大事で何が大切で何が尊重されるべきものなのか、大人の本音と建前の区別ない世界が子供にはあると思います。
生命(子)殺しをするような母親を、子供は本当に心から信頼し愛せるでしょうか。
自分はこの世に生まれたとしても、自分の兄弟にあたる子供たちの生命が殺されていたとすれば、「果たして自分の生命とは?」「母の愛とは?」と疑問を持つに至らないでしょうか。
更に愛深き魂を持つ子供は、兄弟の死を自分の死以上に悲しむのではないでしょうか。
最大の愛すべき母親が、自分と同じ生命を奪っている・・・。
この世でやりたいことがあったはずの生命を、そのために宿って来たはずの生命を、大人は自分たちの都合で絶ってしまう・・・。
それを認めているのが自分の住むこの社会である。
そう知った子供たちが、本当に「この世(学校/社会)はいいところだ」と心底思うことができるでしょうか。
また、そういった世の中を大人は胸を張って子供たちに「私たちの住む社会は安心安全なところだ」「素晴らしい世界なのだ」と、本当にそう言えるのでしょうか。
特に女性には、全ての生命の母とも思える“母性”というものが必ず宿っています。
そんな“母性”を持つ女性が生命(子)殺しをしたなら、その女性は間違いなく罪の意識を持ちます。
それは、表面的には忘れ去られているように見えても、女性たちの“母性”はそれを決して忘れることはないと思います。
今の子供たちがやがて成長して大人になり親になるのです。
今の子供たち(未来の母たち)に生命を殺させないよう、“無知”なる生命(子)殺しをさせないよう、それぞれの家庭において親が子供に「人間は生命である」と、きちんと「生命の教育」を為すべきだと私は思っています。
≪子供と母親との信頼関係≫において大切なこと、それは「生命を尊重し」「生命を大切にし」「生命を祝福し」「生命を愛し」、「私たちは生命の母です!」そういった意識を母親が確立し生命を殺さず守る、本当の意味で子供たちにとって一番安全で安心できる場所であり存在になる必要があるのだと思います。
私は、彼女がこういった姿になって今の社会の本質的な問題を、私たちに教えてくれているのだと思い感謝するばかりです。
一人一人の意識がこの世の有り様を創り出しているのですから、平和な調和した世界をもたらそうと思うのなら、自分自身の心にそれを描き実践し展開して行くことが大切であり、私の目の前の様々な出来事の責任もまた私自身にあるのだと思うのです。
特に、子供の問題は親の責任でもあります。
彼女から与えられた貴重な問題を機会に、私は親として何を受け取り何を考え何をすべきかの尊い体験させてもらっているのだと感じています。
以上のようなことから、学校教育現場において生命に対する尊厳と愛と認め合いの意識が育まれるような「生命の教育」が為され、子供自身が自ら「学校へ行きたい!」そう思えるのでないならば、私は親として子供を安心して預けることは出来ませんし、母親として子供の信頼を裏切らないためにも、嫌がる手を引き離すことや背中を無理やり押すということは、今後も引き続き出来ないものと思っております。
(2007/06/02掲載文)
関連文章:
安倍総理への手紙1
安倍総理への手紙2
(2006/11/19掲載文)