無添加・自然食品の店「Kamome Life」店長のブログ

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「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」というが、長い道のりになりそう。

2024年07月16日 | 






 「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」
 飯田史彦=監修
 エックハルト・トール=著
 あさりみちこ=訳


本書は、エックハルト・トール氏が書いていますが、飯田史彦さんが
監修を行っています。

飯田さんといえば、私がスピリチュアルに関心を持つようになって、
最初の頃に読んだ「生きがいの創造」を書いたベストセラー作家ですが、
監修という事もされているんですね。

私が福島に住んでいるせいか、元福島大学教授という事で、なんとなく
勝手にですが親近感を抱いていました。

そんな事もあって、本書を手にいれたのかな~なんて思い出そうとしましたが、
当時、スピ界隈ではおすすめの本として、十分認知されていましたから、
誰かが書いた書評を読んで、購入したのかもしれません。

なんせ2008年に購入しましたので、中身なんて全然覚えていないのです。
改めて再読してみると、当時16年前に読んだ時は気が付かなかったことが、
当たり前のように書かれていたりして、「ああ、やっぱりそういう事なんだよね」
なんて、再認識しています。

まあ、たいがい良い本は最低10回は読め、なんて言われていますから、
時々再読すべきなんでしょうが、1回読むとなかなか手に取りにくいのも事実。

たまたまこうやって16年ぶりに、再度手に取ることになったのもなにか必然的
なものがあるのかもしれませんが。

前置きが長くなりましたが、そうだよね、そうなんだよね、って思ったところ
を抜粋してみました。


~さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる~

・自由への第一歩は、自分の思考は、「ほんとうの自分ではない」、
 と気づくことからはじめます。

・思考を客観的にながめる以外にも、無心状態つくる方法
  ①意識を100%「いま」に集中させて、思考活動を遮断する。
  ②意識のすべてを「いま、この瞬間」にむけてみる。
  ③たんなる手段としておこなっている動作に、全意識を集中させる、
   すると手段が目的そのもの変わる。
  ④階段をのぼりおりする時も、一歩一歩に全意識を集中させる。

・感情は、思考の状態が、からだに映し出されたものである。

・感情を観察するのは、思考を観察するのと同じくらい大切なこと。

・思考を「本当の自分」だと思い込んでいる状態は、「無意識に生きること」   
 と、言い換えることもできます。

・「いま、この瞬間」以外は、存在しないという事実を、心の奥からさとる
 こと。

・「時間は幻だとさとること」。

・「過去と未来」に焦点を当てるほど、もっとも貴い「いま」を見失ってしま  
 います。

・「いま」以外には、なにも存在しない。

・必要以上に過去と未来を見ないことを、新たな習慣にしましょう。

・いまの「自分の意識」が未来を作っている。

・自分の思考と感情を観察することを習慣にしましょう。
  
・どうしたらネガティブ性を捨てることができますか?
 捨てればいいんです。それをポン、と手放すだけです。

・心理的に「待つ」のは、やめましょう。未来を待ちわびていると気づいた
 ら、すぐさまそこから脱け出し、「いま、この瞬間」にすぐはいりこみまし 
 ょう。
  
・思考を見張ると、意識は思考活動を止め、「観察する人」となります。

・からだは「大いなる存在」につながれる入口なのです。

・「大いなる存在」を認識できるようになるには、思考から意識を解放しなければなりません。

  ~以上、「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」より抜粋~


自分の思考と感情を観察することができますか?

恐らく、ほとんどの人は、思考にとらわれ感情的になってしまう事でしょう。

それもネガティブな出来事であればあるほど。

そうならない為のコツは、毎日、1回でも2回でも思考を観察するクセを作る事なのだと思います。

毎日のちょっとした習慣が、いざとなった時、意外に冷静に今の状況を観察できるようになるものです。

ネガティブに陥ると負のスパイラルに落ちていきます。

思考と感情を客観的に観察することが、負のスパイラルから脱出する手がかりになるでしょう。


それが簡単にできたら、苦労しないよー。

なんて言っていると、

さとりをひらくには、長い道のりになりそうです。



飯田史彦さんのこの本もおすすめです。