オリックス入りを拒否する岩隈久志投手(23)の問題で、パ・リーグの小池唯夫会長(72)が14日、都内で開かれた理事会で「強い要望」という形で“裁定”を下した。来年1年間、オリックスでプレーした後、岩隈の意思を尊重する妥協案を提示。オリックスの小泉隆司球団社長(64)は小池案を受け、15日、大阪市内で岩隈と会談する。
こんな先延ばしになんの意味があるのでしょう?
まず一年後にはトレードしてあげるからと言って契約するのは野球協約違反なのでオリックス側は約束できません。
よってあいまいな表現のまま契約することになります。
すると一年後やっぱり出せないと言われる可能性が否定できません。
そもそもストの際の「選手の意思を尊重する」という約束が守られていないのですから。
最近の報道で磯部選手だけじゃなく福盛投手もオリックスからのプロテクト拒否を希望して楽天入りを果たしていたことが分かりました。
つまり希望を叶えられていないのは岩隈投手だけということなのでしょうか?
それは岩隈投手が最多勝投手だからなのでしょうか?
では一年オリックスで岩隈投手が投げたとして2年連続最多勝を取れるような活躍が期待できると思いますか?
本人のモチベーションが上がらないのに?
もう岩隈投手は楽天への移籍がダメなら任意引退すると宣言するしかないのでしょうか?
そこまで1選手を追い込んでいいんでしょうかね。そもそも勝手に球団を合併したことが悪いのに。
オリックスは楽天が岩隈選手歓迎の姿勢を見せるとタンパリングだ、協約違反だと非難していましたが、自分たちは協約違反の契約を結ぼうとしているのがチャンチャラ可笑しいですよね。
こんなことをしてファンの支持を得られると思っているんでしょうか。
結論はあさってにも出るようですが。