つれづれなるかも

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有馬WEEK その4

2004-12-23 13:27:58 | 競馬
さてもうすぐ枠順発表ですね、週末もなんとか天気が持ちそうですし、良馬場での決戦が見られそうですね。
その1はこちら、その2はこちら、その3はこちらです。
さて今日の本題に入る前に一つ、ウインブレイズの回避が決定しました。
代わりというわけではないのでしょうが、ユキノサンロイヤルが連闘で出走するそうです。
まず1~3で書けなかったユキノサンロイヤルについて補足しておきましょう。
・ユキノサンロイヤル 騎手 柴田善(乗替) 連闘 中山成績(4.1,2.12)
柴田騎手は有馬記念に勝ったことがありません。中山で4勝を挙げているものの12敗もしているので得意とはいえないように思います。96年の有馬記念でマイネルブリッジが連闘で3着に入っています。

今日は馬の調子を馬体から判断します。と、いってもこれは写真を見ただけでは素人には判断が付きませんので、私が参考にしている境勝太郎元調教師の馬体診断(スポニチ連載)をほぼそのまま転載したいと思います。この時点で出走表明していなかったユキノの分はありません。

・ゼンノロブロイ トモの筋肉が落ちてしまったのか、尾のつけ根の部分がとがって見える。牡馬の場合レースでの消耗が最も出やすいのがこのトモの部分。前肢部分は迫力満点なだけに余計に頼りなく感じる。能力上位だが過信は禁物。35点。

・コスモバルク 厳しいローテで全力を出しているにも係らず筋肉が落ちている個所は見当たらず、腹回りはふっくらした印象。タフで精神面がしっかりしているから。課題は折り合いだが、それがクリア出来れば好勝負必至。42点

・デルタブルース 骨太で力強さにあふれる馬体。原袋の大きさに心肺機能の高さが見える。筋肉量も十分で疲れは残っていない。40点。

・タップダンスシチー 海外遠征明けのせいか昨年のJCや今年の宝塚記念当時に比べると馬体の張りは今ひとつ。35点。

・シルクフェイマス 骨格のバランスが良い馬だが、腹の部分が巻き上がって見える。減った体が戻りきっていないのは不安。35点。

・ヒシミラクル 復活の気配がはっきり表れている。腹回りははち切れんばかりに充実。胸前の筋肉の盛り上がりも文句なし。トモは丸みを帯びており、首差しは実にすっきり。ここ2戦は筋肉の張りに関して物足りなさがあったが、今回は馬体のバランスはそのままに緩んでいた部分だけがキリッと締まっている。余力も十分。上り調子。50点(めったにつけない満点)。

・ダイタクバートラム 非常に均整の取れた馬体。窮屈なところが全くなく、前後肢ともに必要なところに筋肉がたっぷり。毛ヅヤの良さも際立っている。中2週でも反動は感じられず大駆けアリ。45点。

・ツルマルボーイ パワフルな馬体。両トモの発達は目を見張るものがある。前走から間隔を空けたのは正解。45点。

・アドマイヤドン 非常に柔らかい筋肉の持ち主で、全体のバランスも抜群。馬体からはマイナス要素なし。40点。

・コイントス 前肢の発達ぶりと首の太さが目立つ。対照的にトモは小さく映る。筋肉が落ちた感じはなく平行線。35点。

・ハーツクライ 秋3戦でも細くなった印象はない。もともと細身で迫力を感じさせる馬体ではない。30点。

・ハイアーゲーム 馬体には大物の相があるが上積みはひと息。素質はある。35点。

・グレイトジャーニー 全体的に細く映る。胸前の筋肉の盛り上がりが物足りない。上積み疑問。30点。

・ピサノクウカイ 成長途上の感は否めない。このメンバーではさすがに見劣り。30点。

◎総括
上位はヒシ、ダイタク、ツルマル。次いでバルク、デルタ、ドン。中2週のダイタクの高評価が印象的。ちなみにダイタク自身の中2週の成績は(2.4.2.2)間隔を空けないほうがよいタイプらしいです。
ロブロイの低評価も気になります。一番気になっていたシルクは不安が多く残念です。
当日の馬体重チェックし、パドックまで確認できれば言うことはありませんね。