「着物にも帯にも柄があると暑苦しく感じる」
というようなことを書いたところ、
↓
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とか。
親しいブログ友がメールで
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そこで、この日のお出かけは、
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着物は紺ではなく白系だけど、
柄×柄のコーデに。
帯揚げ、帯締め、帯飾りも含め、私としては
精一杯盛ってこんな感じ。
確かに、それほどうるさくも、暑苦しくもないかも
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着物はかなり昔、銀座かわの屋さんでいただいたもので、
証紙はないが、越後上布の縮という、今はほとんど見られない布だそう。
縮ゆえ、肌に触れる面積が少ない分、涼しく着られる。
帯はカジュアルな麻に型絵染めの九寸。
夏素材の麻とはいえ、芯が入ると別段涼しいわけではないし、
風を通さないのでむしろ暑い…
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帯揚げはきねやさんの変わり絽に黄色の桔梗の絞り、
帯締めは蛍光がかったパープル。
夏にこの程度の蛍光色は、季節感をあらわすのにとても役立つ。
それにしても……
この日の最高気温、34℃。
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七月花形歌舞伎を観に行ったのだが、
終演後、「10mたりとも表を歩きたくない」と
即座に思うほど蒸し暑かった。
(この写真を撮った後、すぐ地下へ
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この時期の、汗をできるだけかかないようにする自分なりの工夫として
1.着る前に、少し熱い湯に浸け固く絞ったタオルで
上半身を(二の腕も)拭く。皮脂腺の多い背中は特に気をつけて。
2.さらしをきつめに巻く(私はビギナーのころ、笹島寿美先生の本をよく参考にしており、
一年中さらし)
3.屋外を歩くときは、凍らせた保冷剤で頸動脈や腋下を冷やす
……を実践してはいるが、
(もちろん、出先でできるだけ屋内を歩くのは基本)
何年も着物を着ていると、半ば「儀式化」しており、
本当に奏効しているのか微妙に疑問
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まあ、あまり汗をかかないようにするのも、
昨今の高温では熱中症の危険度が高くなるので、考え物ですが……。
早くも夏真っ盛り。
みなさんの「着物で快適に過ごすとっておきのワザ、お助けアイテム」
よかったら教えてくださいね
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歌舞伎のレポートは、次回に……。