気分転換に着物で出かけようと思い立ち
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夏塩沢(でも透けない)に、西表島の織作家 亀田恭子さんの帯で
出かけました。
着物も帯も割と落ち着いているので、半衿は向日葵
帯締めは、明るい黄色とブルーのリバーシブルを中央で結んで
左右別々の色が出るようにして、ポップな感じに。
前はこんな感じ。
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お太鼓を撮る余裕がなかったのですが
銀座結びにして、ほとんど紐が見えなかったので
帯揚げはなし。できるだけ軽装にしたくて…。
さて、向かった先は
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東京駅至近のKITTE ……の
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2Fと3Fにある、東京大学インターメディアテク。
ここで、牧野富太郎氏関連の展示があるということで…
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東大とともに編纂に関わった植物図鑑を
ごく一部ですが見ることができました。
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おかげで、ふだんはあまりこの施設に行っても観なかった
(とても広いので一度にすべてはなかなか回れなくて)
植物関係の標本を割とじっくり、観ることができました。
牧野氏とは関係ないのですが……
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神代植物公園で採取?した大きな蓮の葉とか
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滅多に咲かないけれど、咲くとものすごい悪臭を放ち
そういう臭いを好む虫に受粉の媒介をしてもらうという
こんにゃくの花の標本とか
生命ってすごいなあと改めて思ったり。
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こちらは、巨人症の手のレントゲン写真
試しに100円玉と一緒に撮ってみましたが、大きさがわかるでしょうか。
指の長さが、私の指のゆうに2倍はありました。
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これは何かというと
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とても有名なフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。
以前は、「青いターバンの女」という題名でした。
このラピスラズリのような青色は、当時とてもとても高価だったそうです。
で、1820年代にフランス国家主導で、もっと安価な青い顔料の開発が進められ
誕生したのがこの「ギメ・ブルー」だそう。
入手しやすくなって、絵の表現も広がったことでしょう。
東大インターメディアテクは、無料なのに見どころ満載で
とても好きなスポット。
今回はさらに、特別展が楽しくて……。
実は、お目当ては牧野富太郎だけではなかったのです。
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こういうの。
続きは次回、アップしますね。