フライヤーやフリーペーパー、マップ、ポスター……
今、KITTE2-3階の東大インターメディアテクの一角で開催中の
この展示、
私が生まれる前~中学時代くらいの、東京にまつわる印刷物がたくさんあり
ポップだったり、とんがっていたり
懐かしかったり、意外な発見があったり。
1964年 東京オリンピック関連。
こうしたものは、一昨年のオリンピック時に各メディアで
もしかしたらひきあいに出されていたかもだけど、
一方で
安保や学園紛争の時代でもあり
こんなポスターは、なかなか表立っては取り上げられないもの。
こちらは
1970年代、PARCOができたころ。
お買い得、ではなく お買徳なのが
興味深いです。徳なんですね。
そしてこちらは
雑誌の企画ページでしょうか、新宿VS渋谷特集。
ときは1980年、今はなき新宿MY CITYが開店したころのようです。
こちらは、もう休刊してしまったものがほとんどだと思いますが
銀座百点などのタウン小冊子。
表紙を眺めているだけでも楽しい。
1960-70年代かな。アングラ劇団のポスター。
こちらもとんがっているなあ。
楽しいといえば
こちらは観光マップの一部ですが、
いつごろのものかわかるでしょうか?
銀座界隈。キャバレーとか、〇〇クラブという表示が目立つような。
池袋界隈。映画館が集まっていますね!
上野~後楽園のあたり。寄席が多い? 上野公園あたりは変わりませんね。
浅草のあたり。表示されている施設は、今はほとんどなくなってしまったかな。
こたえは……
1947年。昭和22年です。
戦後の復興の勢いを感じます。
しかし、これらをつくったクリエイターや出版、印刷業界の人も
まさかこうやって保存、展示され、
じーっと鑑賞されるなんて思っていなかったのでは。
今や歴史を語る貴重な資料。私たちがかつてこうした感性、価値観を持っていたこと
忘れたくはないなあ、と思いました。
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