
ネットオークションで入手し一度も締めなかった
佐賀錦の袋帯を切って、
シューズボックスにかぶせた話を書きましたが、
綺麗な色柄ゆえ、


気持ちがふつふとわいてきて

実はもう一本、締めていない袋帯があったので(画像左)
こちらに替えてみることにしました。
↓

近沢レースとの相性は今ひとつですが
色数少ない方が落ち着いていいかな。
そして、佐賀錦の方は……

アマゾンで、タペストリー用の棒を買い
はさんでみました。
ただし

棒はマグネットで表と裏から布を挟む仕様なのですが
もともとポスターや手ぬぐい用なので
帯では重く、落ちてしまうため
黒い糸で留めました。
ひものとりつけ位置の都合で、どうしても上に少し
出てしまいます。
飾ってみました。

うちの、居室に比してたっぷり長さのある
廊下が、少し華やかなギャラリー風になりました。
飾ってみて気づいたのですが
(この写真ではわからないと思うのですが)
お太鼓部分を利用した方(手前)と
二重太鼓の内側に入る部分を利用した方では、
微妙に柄の密度が違い、なかなか面白いです。
切ってみてわかったのですが
シューズボックスにかぶせた方の帯芯はだいぶ傷んで
ホシが目立ったのに対し
タペストリーにした方の帯芯はとてもきれい。
ああ、切ってしまって勿体なかったかなあ、と少し思いましたが
箪笥に眠っている現役(?)の袋帯ですら
もう何年も締めていないものばかりですから
こうしてインテリアに転用する方がむしろ、帯としては
浮かばれる、のかも知れません。