そんな横浜の週末。
すっかり毎年の恒例となった、日本の夏じたく展へ出かけていった。
選んだコーデは……
十日町紬の単衣に、私の“今季のイチオシ!”LOVE ROSES帯。
さっぱりとした薄緑の帯揚げに薄黄の帯締めを合わせた。
半衿は、文楽のときと同じ「蔓にパールビーズ」。
夏じたく展に出展している大城令子さんの作品だ。
左は、前回(連休明け)の、アンティーク風を意識した帯周り。
みなさんはどちらがお好みでしょうか……。
さて、ご一緒したのは
画家の朋百香さん。
麗人は後姿もフォトジェニック
私も撮っていただきました。
傘は、この展示会の中心的人物で、出展もしている久保紀波さんの作品。
お昼には、
葦簀のワークショップ参加のため、
先に会場入りしていたSさんと合流し、
山本きもの工房の山本秀司さんと記念撮影。
山本さんとはツーショットも。
お召しになっているのは、工房おすすめの「洗える着物」で
見た目も触った感じも、涼感たっぷり。
メイン会場は、原三溪の旧宅である鶴翔閣。
広さ290坪の贅沢な空間に、クリエイティブな作品が所狭しと並べられ。
「あの、もしかして…」
声をかけてくださったのは、NPO法人川越きもの散歩 代表理事の藤井さん。
同じく理事の佐伯さん(左)とともに、山梨の工房「染織iwasaki」さんの
展示スペースにて、少しお話を伺うことができた。
なお、藤井さんのソフトなグリーン系の帯は、北欧の伝統的な織り方を参考にしたという
iwasakiさんの力作。
川越きもの散歩では、全国第3位の養蚕県である埼玉の繭、埼玉の養蚕文化を
次世代に伝える活動をしており、
その一環として、iwasakiさんのような実力あるいくつかの工房にて、
同県産の絹織物を創っていただいているそう。
すごいなあ……
もちろん、着物文化の継承にもつながっていくわけで、
ただユーザーの立場でブログを発信しているに過ぎない私とは違い、
もっと直接的、具体的に行動している様子を伺い、尊敬の念を持ちました。
「この(バラの)帯、竹の繊維…でしたよね」
私のブログも読んでくださっているそうで、光栄です!
そんなこんなで午後になったら……
東京方面からの着物友が!
この他にも、「私も◯時に行く!」「私も!」との声が前日までに相次ぎ、
現地で「絵美さん!? 久し振り!」と声をかけてくださった方もいて、
結局、10人ほどの着物友が同じ時間帯に集結(笑)。
帯周りコレクション
左上、朋百香さんは、城間栄順さんの紅型帯に瑠璃色の帯締め。
南国の空と海を一足先に一人占めしているよう。
右上、Sさんは結城縮の単衣に花絽織の帯。よく見ると絽目が入っていて
盛夏にも締められるそう。
帯留めはお身内から譲られた珊瑚で、昔のものゆえ二部紐対応。
右下は文楽でもお会いしたRUさん。
前の日は竹、この日は鳥をポイントに。
帯地は洋もののファブリック。店で「これは帯に・・・!」ピンときたそう。
日本の伝統柄にも見えますね!
左下も、文楽にご一緒したKKさん。渋めの柿渋の帯に、
はっとするブルーの帯締めと、翡翠色の帯飾りが夏!
三溪園は、横浜の根岸駅というところからバスやタクシーでややかかる、
交通面では不便なロケーションなのだが、
今年はお天気にも恵まれ、大勢の着物友とお会いできて心弾むひとときを。
展示の方は……実はあまりじっくり観ていなくて(すみません)、
でも、今年は例年以上に会場全体に活気があり、
小倉充子さんの江戸前な注染や、
ガラスの荒川尚也さん、イパダさん、
半衿の大城令子さんetc.
一足早い「夏」を十分に肌で感じた一日でした。
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