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チームきもののお二方のお誕生会をした後、
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外苑前のライブハウスへ。
ジャズワルツアレンジの「LADY」から始まった今回のデュオライブ。
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リラックスしていて迷いのない、伸びのあるヴォーカルと
ジャズ色の強いインプロビゼーションなど、”聴かせる”ピアノプレイが
とても印象に残りました。
個人的には、チック・コリア風な、
アウトしていくフレーズやヴォイシングは好み。
ギタープレイも多くて、
こうした雨の季節には特に似合うような気が。
MCも盛りだくさんで、
シティポップスの名付け親は東芝EMIの宣伝部長さんだったとか
(それなら当時、他のレコード会社が積極的にこの名称を
使うことはなかったでしょう)
カバーコーナーでは、
マイケル・フランクスやドゥービー・ブラザーズの
名曲解説があったり、
(ギターで突然、「Midnight Sun」の主旋律が飛び出し
そちらに気を取られてしまいましたが)
今回のハイライトは、作詞家 吉元由美さんをお迎えしての
ミニトークコーナー。
新曲の作詞をなさったのと、単行本を上梓されたとのことで
そのタイトル『エレガントな終活』について10分程度、
お二人で話をされました。
記憶にあまり自信がないのですが、
トークの中で覚えているのは
「終活=死の準備、ではなく、終盤にこそクライマックスがある」
「(まだできることがあるという)新しい扉を開くこと」といった
言葉。(正確ではないと思います・・・)
日本では何となく、若い方がいいみたいな価値観が根付いているように
思いますが、
これだけ高齢化している今、歳をとったからもうおとなしくして・・・
なんてことは、すでに現状に合っていない、と私も思います。
歳を重ねた人が、毅然としている姿は、美しい。
自分に置き換えれば、
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そんな気すらします。
達彦さんは、自身の終活について、
(要るもの要らないものを明確にして)整理する、というような
こともおっしゃっていたように思いますが、
「できるだけたくさん曲を残すことが、自分にとっての終活かな」との
コメントが印象的でした。
「達彦さんは、楽曲がたくさんあるのがいいよね」
昼間のランチ時、たまたま三人でそんな話をしていたので・・・。
昨秋のアルバム発表後も、曲づくりが乗っていたようで
今回、美しいバラードが、吉元さんの作詞で披露。
詳しくは覚えていませんが、
タイトル「時の渚」が示すように、
浜辺に波が打ち寄せるようなベースのリズムが心地よく、
優しい、優しい、優しい、そして寂しい歌でした。