神奈川絵美の「えみごのみ」

長良川鉄道の旅

(前回の続き)

ここは……



岐阜県は美濃加茂市の美濃太田駅。
長良川鉄道の始発駅です。
昔の都電(路面電車)のような、運転席脇に
小銭を投入するケースがおいてあるような
古い車体の2両編成。

路線図は……

このように、県の中央部を南北に走る
全長約72㎞。私は今回、郡上八幡駅までの往復でしたが
片道1時間20分くらいでした。


こちらは、一日何回も乗り降りできるフリーパス
2700円です。
郡上八幡までの往復を普通に買うと、2760円なので(片道1380円)、
私はこのフリーパスを買いました。

美濃太田を出て20分くらいはごく普通の
地方の住宅地のようなエリアを走るのですが、その後

清流を眺めながらの走行になります。
なお、発車前駅員さんに「左と右、どちらの席の眺めが良いですか?」と
尋ねたら、
下り(郡上八幡行き)の場合は、6:4で左とのこと。


でも、自分の感覚では7:3くらいで左の方がおすすめかなあ。






さて、郡上八幡駅に着き、市内行のバスを待っているとき

「お一人ですか?」
   「はい、出張ついでに……」
声をかけてきた男性は、「鉄印帳」めぐりをしているそうで


私は知らなかったのですが、2020年から全国の
第三セクターの小さな駅ばかり40駅ほどで
こうした御朱印的なカード?を売り出しているそうで、
旅しながら収集し、貼り付けていくのが鉄道好きの間で
じわじわ、浸透しているよう。

この方も、青春18きっぷを買ってのんびりと旅して
「今、21駅集まったかな……」
ちょこっと見せていただきましたが、中には女子学生のヴィジュアルの
“萌え系”な印もあったりして、なかなか個性派ぞろい。

「定年後の、愉しみなんですよ」と言っていたから
少なくとも60歳は越えているのでしょう。
まさに青春、ふたたび、という感じ。

旅人さんも、駅やお店の人も
何だか気さくで物腰やわらかで、
久しぶりのプチ旅でしたが、ああ、外へ出るっていいなあと。
ちょっとした会話、ちょっとした交流が心地よいなあと
改めて、旅への意欲をかきたてられた今回の出張でした。
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