この日のお出かけは、別の単衣にしたいなあと思っていたが、
やっぱり、予想最高気温は30℃と真夏並み。
仕方なく、一晩衣桁にかけて一度は畳んだ、同じ着物を再び着ることに。

今回は、前回と同じ絹咲(裂き)織だが四寸で。

前回と比べてみた。
帯に赤系の分量が多い分、“秋度”がアップしている…かな?
出かけた先は、築地の国立がんセンター。
(以前にも書いたが)がんの情報を適切に伝えるためには
どうしたらよいかを学ぶ、メディア向けのセミナーに出席した。
内容はオフレコなので、ここにそのままを書くことはできないが、
どういうことを学んでいるかというと……

『梅田のデパート上の観覧車に行ったカップルは
必ず別れる』という都市伝説を、科学的に批判することはできますか?」

……と、270度くらいズレた返答をしてしまった……
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(おまけ)
先日、志野焼を観に行った足で、
京橋のブリヂストン美術館にも行ってきました。

今回フィーチャーされたのはルドンとマティスで、
ルドンは10点のリトグラフ、
マティスは「ジャズ」というステンシルの版画集20点+絵画数点が目玉です。

ですが、ブリヂストン美術館は基本的に、同美術館の所蔵品を
テーマに合わせて入れ替えしているので、
上の約30点以外は、同美術館によく行かれる人にはお馴染みの作品が
多数架かっていました。
数か月前の「パリ」をテーマにした展示でフィーチャーされていた
岡鹿之助や佐伯祐三、藤田嗣治の絵もありましたので、
見逃した、という方にはそちら目当てでもいいかも。
レンブラントやクールベ、マネ、モネ、マティスと同じ野獣派のヴラマンクの
作品もありました。
会期は9月18日(水)まで。あと数日なので、ご興味のある方はお急ぎくださいね。
展示の概要はコチラ(ブリヂストン美術館のサイト)。