神奈川絵美の「えみごのみ」

椿の羽織で、美術館へ

3月に入ると、桜を纏いたくなるから
椿柄の、まして羽織物なら、今がラストチャンス!?

というわけで


13年前、私が初めて自分で買った、
松煙染の紬に合わせてみました。

(無地っぽい着物の方がいいかな、それとも
もっと素朴な紬の方が?)

着物選びにはずいぶん迷いましたが……。
柄on柄で、昭和なコーデ。いかがでしょう?

帯は、桐生織の「四季帯」。
結び方によって春夏秋冬の柄が出せるこのパズル帯には
「冬と春の間」の結び方もあります。
それがこの、リボン結び。
雪椿と桜が半分ずつ出ます。

上半身と後ろはこんな感じ。

お手本では、リボンの“結び目”が桜なのですが、
私には帯が長すぎて、この部分を二重に巻いているので
牡丹の一部がのぞいてしまっています

この装いで向かったのは、国立近代美術館。

日本のフォビズムとも称され、
特に晩年の明るくリズム感ある作風がよく知られている
熊谷守一の回顧展へ。
会期はまだ先まであるのですが(~3/21)、
3月から私、複数の案件が同時期に走りだし、忙しくなりそうなので
余裕のあるうちにと……。

色彩、構図のとり方、西洋絵画との接点、そしてテーマ。
いずれも興味深く、心に響くものがありました。
次回、簡単なレポをアップしますね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「着物deオフタイム」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事