ここ！ さてどこでしょう？
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春らしさは出したい、でも
仕事だし、初対面の医師だし……
そこではっと思い出した、この帯。
アーガイル柄の八寸。横浜 元町のじざいやさんでいただいたもの。
真夏以外はいつでもOKな帯だけど
色合いがソフトで明るくて、八寸ということもあり
春ならではの軽やかさを持ち合わせている。
帯締めは、ちょっと派手かなと思いつつも
取材相手が視線を外すのにちょうど良いかもと
（インタビュー中、ずっと顔を見合わせていると疲れるので
さりげなく視線を外す場所をつくっておいてあげると
相手に対して親切）
帯のモール糸にも使われているフューシャピンクを選んだ。
そして……
お襦袢に、桜。
こちらも今年初登場。
この柄が入ることで、さりげなくも明確に
春を演出できる。
自己満足かも、知れないけれど、
着物好きさんだったら、
「そんなちょっとの面積、桜があってもなくても同じ」とは
思わないはず。
少しずつ、少しずつ、私の春は、花開いていく。
