神奈川絵美の「えみごのみ」

【会期わずか】能登の一年を追った写真展のお知らせ

ピーター・バラカンさんが自身のラジオで
宣伝していたのを耳にし、行ってみたのがこちら。



外苑前駅徒歩5分くらいの「NINEギャラリー」。入場無料です。
フォトグラファー渋谷敦志さんがこの一年、何度も能登の被災地に足を運び
撮りためてきた写真の展示です。



在廊していたご本人と。
プロとしてやっていこうと決めた19歳のとき、
阪神淡路大震災が起こり、多少の功名心もあって現地に向かったものの
あまりの惨状、生々しさに「一枚も撮れませんでした」。
それは人として自然な感情ではあるけれど、写真家としてそれでいいのか、と
悔しさも残り、
それから30年間、「自分が事実を知ることと、人にそれを伝えること」を大事に
しながら活動を続けてきたそう。

能登の現状も、人々の喜怒哀楽がほとばしるような場面あり
また、海や山、がれきと化した家や道路のありのままが切り取られた一枚もあり
報道ではなかなか見られなかったり、目にしても画面が切り替われば
記憶からも流れていってしまいそうなシーンの数々が、見る人に事実をつきつけ、
訴えかけてきます。



会期は12日までなので、残りわずか。
ご興味のある人はぜひ、足を運んでみてくださいね。

(私のこの日の着物については次回、アップしますね)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「着物deオフタイム」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事