宣伝していたのを耳にし、行ってみたのがこちら。
外苑前駅徒歩5分くらいの「NINEギャラリー」。入場無料です。
フォトグラファー渋谷敦志さんがこの一年、何度も能登の被災地に足を運び
撮りためてきた写真の展示です。
在廊していたご本人と。
プロとしてやっていこうと決めた19歳のとき、
阪神淡路大震災が起こり、多少の功名心もあって現地に向かったものの
あまりの惨状、生々しさに「一枚も撮れませんでした」。
それは人として自然な感情ではあるけれど、写真家としてそれでいいのか、と
悔しさも残り、
それから30年間、「自分が事実を知ることと、人にそれを伝えること」を大事に
しながら活動を続けてきたそう。
能登の現状も、人々の喜怒哀楽がほとばしるような場面あり
また、海や山、がれきと化した家や道路のありのままが切り取られた一枚もあり
報道ではなかなか見られなかったり、目にしても画面が切り替われば
記憶からも流れていってしまいそうなシーンの数々が、見る人に事実をつきつけ、
訴えかけてきます。
会期は12日までなので、残りわずか。
ご興味のある人はぜひ、足を運んでみてくださいね。
(私のこの日の着物については次回、アップしますね)
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