お亡くなりになったのを知ったのは
今週明け、フェイスブックの知人の情報からでした。
昨年末に、「きもの 英」さんで
着物を二枚、お見立てくださったこと、
最新のご著書にサインをくださったことが、
最後の、かけがえのない想い出となりました。
(ご自身が着ている着物と)「おそろにしよっ」と
楽しくてたまらないといったように
ニコッと笑いながらおっしゃったチャーミングなお姿、
ずっと忘れないと思います。
心よりお悔み申し上げます。
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少し前のことになりますが、
「フランス宮廷ブーケを愛でる午餐会」で知り合ったマダムが
ランチに誘ってくださり。
初めて、紫根染めの着物に袖を通しました。
帯は10年近く前、ネットオークションで格安でいただいた
織の開き名古屋。
季節柄、柿の帯飾りをつけて。
帯締めは、何本か迷いましたが、
少し“外す”くらいビビッドな方が全体が締まる
(逆に言えば、着物とトーンを合わせると地味に)ので
濃いめピンクの三分紐に。
足元は、少し早いのですが、
焦げ茶の台に、雪柳の鼻緒。
ランチの場所は……
新丸ビル6階のモダン・オーストラリア料理「ソルト」。
以前、拙ブログで紹介した、北里大の名誉教授 塩谷先生が
おススメしていたレストラン。
前菜からボリュームたっぷりで美味しい!
コストパフォーマンス良く、雰囲気好く、
スタッフの対応も気持ち良く。
予約時に、ビジネスかプライベートか、
時間の制約はあるか
など聞いてくださり、
私が「和服で行きますので、できればゆとりのある席を」と
申し出たら、
普通のテーブル席ではなく、ラウンジ風のソファーでゆったりしたコーナーを
用意くださいました。
マダムと食事なんて……と、ドキドキでしたが
とーってもオープンで、気取ったところなく
屈託ない笑顔が魅力的な方で
旅行や食、美容などいろいろとお話が弾み、
(それもマダムとしての心得や教養の一環なのかも)
楽しい時間を過ごしました。
着物のことも、お店のスタッフと一緒になって
きれいねぇ、艶っぽいわねー、と褒めてくださり、嬉しかったです
※新丸ビル「ソルト」HPはコチラ。おススメです!
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