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半月ほど前、目黒の庭園美術館に行った帰り
池田重子さんのお店に寄って、こんな布をいただいてきた。
紅型のハギレだ。
ベージュ地に、かなりインパクトのある色遣い。
柄も大き目。
(帯揚げになるかな?)と期待を持たせるだけの大きさはあったが、
家で測ったら
幅5~6cm、長さは10cmほど小さかった。
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(下の薄緑が普通の帯揚げ)
「でも、たぶん支障なく使えるわよ」とお店の人。
「あと、半衿にもいいじゃない」
半衿・・・なかなかパンチの効いた衿元になりそう
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柄の良い部分を使って
切り嵌の帯もできるかな。
それともバッグの表にしようかな。
想像はふくらむばかり。
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池田さんのお店は太っ腹。
ハギレを買ったら、「一枚持っていって」と
半衿サイズのハギレをタダでくださった。
色半衿・・・使ったことないけど。
「今日お召しの黒っぽい着物なんかに、いいじゃない」と池田さん。
(この日は「スーツ着物」でした)
着物を着て5、6年も経つと、
もう「自分の(心地よい)スタイル」が決まってきて、
あまり冒険しなくなっているのを実感している。
池田さんのお店はそんな私に、
さりげなく挑戦状を忍ばせるかのよう。
これがもし、洋服みたいに
「今の流行だから」と勧められたら、私は興味を持つだろうか。
むしろオールドモデルな着こなしの提案に
乗ってみようかな、と心が動くのも、着物だからこそなのかも知れないな。