神奈川絵美の「えみごのみ」

バブル期のきもの

新成人のみなさま、おめでとうございます。

今日、多くの地域で成人式が催されたことと思います。
ここ関東は広く好天に恵まれ、
何も関係しない私も、今日は外を眺めるたびに
(ああ、よかったなあ)と思わずにいられませんでした。

ネットの情報ですが、
バブル期に誂えたお母さまの着物(を、子供が着ること)を
「ママ振」と言うそう。

実は私の振袖も……

1987年に式で着た振袖。
今気づきましたが、裄丈短めですよね。
この写真は大学の卒業式なので少し後ですが……。
私自身はお目汚しですが、
袴姿の同期(ミス東京に地区予選で出たことも)、教育学の恩師、
懐かしい……

バブル期の始まりは諸説あると思いますが、
1985年のプラザ合意から、と私は認識しているので、
86年に母と呉服店で選んだこの着物は、バブル初期といえるでしょう。
さや型の地紋が入った黒に金銀の刺繍、茶屋辻、菊、熨斗目文様。
黒は少数派で、ちょっと大人っぽい感じもしたのですが、
私も母もコントラストの強い、はっきりした柄が好きだったので。

結局、2回しか袖を通さず、
近い親戚は19歳と16歳の甥っ子しかいないので、
今のところ行き場がなく、実家に眠ったまま。

いっそ、何かのお遊びで、自分が着てしまおうか

……なんて思いながら、写真の整理をしていたら

母とL.A.へ旅行したときの写真が出てきました。
ハリウッドで撮った、グレン・ミラーのプレート。

なんだか、婦人画報あたりに載ってそうな写真。
1995年、母53歳。次の誕生日で、私は同い年に。

今日は仕事を一切せず、

犬と過ごしながら、いただいた無農薬の柚子を土鍋でジャムに。
白いティーバッグには種を少し入れています。
ペクチン効果でとろみがよくつきます。

柚子220gに対し、三温糖110g、意外と甘く仕上がりました。

こんなに穏やかな日だと、(一日終わってしまうのが惜しいなあ)と
夕暮れどきに少し、さみしくなりますね。

コメント一覧

kanagawa_emi
sognoさんへ
こんにちは! わー嬉しいです。こんな特筆すべき
ところもない料理記事に目を留めてくださって💛
柚子はおいしいですよね。まあ砂糖は結構使っているものの
後味すっきり、甘すぎなくて。
今日は悪天候だし外出の予定もないので、
家にこもって、牛肉の赤ワイン&カルダモン煮に挑戦。
うまくいったらまたアップしますね😊
sogno
こんにちわ。
絵美さんのお料理記事が好きです。
柚子のジャムつくられたんですね!とろっとして
美味しそう。私も、もう二回つくりました。
無くなると友人の家に柚子を貰いに行きます(笑)
kanagawa_emi
香子さんへ
黒地ってどっしり、重厚感ありますよね。
そうなんです、裄丈、当時は今ほど長くなかったなあと
この写真を見て思い出しました。
3度目(笑)まあ袖丈はともかく、意外とパーティなどで
着られるかもですね。
香子
黒地の振袖、いいですねえ。ワタシも好きです♪
以前は裄丈はそれほど長くなかったと思います。
今が長すぎるんですよね(手首のグリグリ辺りで良かった)
ぜひ3度目の成人式にお召しになっては (^-^)b
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