お花を見るのはとても好き。
そんな私に、「フランス宮廷ブーケ」を鑑賞しながらの
お食事会のお誘いが。
アレンジをなさったのはこの方。
この道、四半世紀。
フランス宮廷ブーケの日本での唯一の
正式継承者である、片山真美子先生。
名前の通り
16-18世紀を中心にフランスの宮廷内で
流行った、大きく華やぎのあるアレンジメント。
今もそうかも知れませんが、
フランスでは、美味しいお食事とフラワーアレンジは
常にワンセットで、
おもてなしの一環として、なくてはならないものだったそう。
それが現代において、モナコの故グレース・ケリー他
錚々たるセレブリティに絶大な支持を得ている
芸術家 フランシス・カロール氏が受け継ぎ、今も
世界で活躍中。
片山先生は同氏に師事し、今や日本全国を飛び回って
花装等の制作や教室運営をしています。
さて、9月末、この日の私の着物は……
相変わらず暑い一日で、単衣でも辛かった……。
角通しの江戸小紋に、コスモスの染帯。
帯揚げはゑり萬、帯締めは松山好成さん。
実は、もともと……
昔の写真なのですが、この一揃いを予定していました。
唐花の飛び柄小紋に、職楽浅野さんの変わり七宝。
でも……
ちょっと華美過ぎるのではないかな
名目上、ゲストとしてお呼ばれしているわけだけれども、
今回の主役は実質、ブーケであり、片山先生であり、と思うと
そして、おそらく私以外に着物の人はいないだろう、と思うと、
一段、格を下げおとなしめにした方が、と、
当日の朝に思い直しました。
こういうときに、誰をたてるべきか……
気を遣いますし少し、難しさもありますよね。
お客だから、私が主役! な装いでも、
誰も何も言わないでしょうけれど、
私は少し、それでは却って居心地悪いかな。
-----------------
この日の会場は……
南青山にある邸宅レストラン「マノワール・ディノ」。
総敷地300坪! 100人のパーティも可能な広々とした空間。
「実は、和服が似合う内装なんですよ」と語るのは
オーナーマダムの井上みほさん。
ジャズやフュージョン、ピアソラ等を
ピアノ演奏なさる音楽家でもあります。
表参道駅から7、8分歩くけれど
とーっても優雅で素敵な場所で、
着物友とのランチや、大切な方との会食、
デート、お忍び(?)にもお勧め。
ここに
女性ばかりこんなに集まりました!
みなさん、経営者だったり個人事業主だったり、マダムだったり
キラキラしていて私などは眩暈がするほどでした(笑)。
楽しくて、刺激も受けて、
お花にも癒されて。
ちなみに、デザートはワゴンサービス。
私のいたテーブルでは全員、全種類とりわけていただきました(写真右下)
12月8日にアンダーズ東京で
1dayレッスン&ランチ会があるというので
申し込んでしまいました
お花のアレンジメントなんて、まったくの未経験なのに……。
どなたか、ご一緒しませんか?
コメント一覧
神奈川絵美
香子
神奈川絵美
ゆき
最新の画像もっと見る
最近の「着物deオフタイム」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2009年
2008年
人気記事