なんとなんと我が家には45年前のレコードプレイヤーがあったのです。ケースに記された配達日から判明。
パイオニアだって。
それに百数十枚はあるだろうというレコード。
でもでもこんな古いものが果たして動くものなのか?
箱はチューナーとレコードプレイヤーですが、チューナーの箱にはアンプが入ってました。
アンプとプレーヤがあれば後はスピーカーがあれば聞けるはず。
それよりも問題はこのアンプとプレイヤーが果たして生きてるかだ。なんせ45年も前の代物だから。
まずはレコードプレイヤーをコンセントに差して、スイッチオン!・・・・・・・・・?? あれ?
電源スイッチは何処?
探すもないみたい?
では適当にレバーを動かしてみたら・・・・・・・・・・・・
ん?・・・・・・・・
なんか。。。。。。。。
モーターは回ってるような・・・・・・
が、しかし・・・・・・・・
ターンテーブルは動かない。回らない。
この後しばらく、悪戦苦闘?
ターンテーブルが回らないのはこれが原因と判明
これ幅5mmほどのゴムベルト。
このベルトがモーター軸とターンテーブルとを繋げてるということだ。
ベルトドライブ方式というらしい。
当然のことで、半世紀近いものだもの劣化してボロボロ。
ということは、当然のごとく今時交換部品なんてあるはずがない。
交換部品が当然ないということは、このプレーヤに合うレコード針もあるわけない。
残念無念 万事休す。
それとレコード盤をの乗せるこのゴム盤がかなり劣化、変形して固まってしまつてます。
無理やり戻そうとすると・・・・・
パキパキと割れる始末。そこでストーブで温めて変形を戻すも冷えたらまた反り返る。困ったものだ。
ちなみにアンプにも電源入れてみましたが、こちらはウンスンもなし。死んでますね。
ということであきらめましたが、レコードだけは聞いてみたいものだと思い、ネットで探すと「あるわるわ」
沢山レコードプレイヤーが売られてます。レコードなんて一部のマニアのものかと思ってましたが、こんだけいろんな機種が売られてるところを見ると、そこそこ人気?あるんだ。
そんなでネット上でいろいろ見てたら・・・・・・
なんと!ベルトを売ってるじゃないですか。もちろん純正ではないけどサイズを計算して(計算の仕方も載ってる)
購入すればよし。
しかし問題は針だ。
そこでレコード針で探すも沢山あるにはあるが、この機種に合うのはどれ?そんなものあるはずないと思うし、探し方もわからない。
が、しかし・・・・・
いろいろ見ていくと、レコード針のアームのヘッドから交換してしまう手があるみたい。なんと45年前のこのプレイヤーとも互換性があるらしい。これは凄い!
そこで取りあえずベルトをアマゾンで発注。
これで動いてくれたらアンプとスピーカーと針の付いたヘッドを購入することにしよう。
でも考えたら最初から新しいレコードプレイヤーを購入した方が安くつくのでは(笑)
ベルトが届きました。
ターンテーブルにベルトを装着。
サァ頼みますよ。
回ってくださいよ。
コンセントを差してレバーをON.
???
???
なんか?不規則な回り方。
マイッタなぁ・・・・・・
やっぱりダメ?
これが回らないことには先に進めない。もしものことを考えて他の部品は発注してないのが救いか。
それでもあきらめきれない私は、ベルトを外し指でぐるぐるとやってみた。確かに重たい気もする。
しかしどこをどうばらしてみたらいいのか?
注油孔を発見。そこで潤滑油のスプレーをちょこっと。それからまた指でぐるぐるとしばらく回してみた。
なんか軽くなってきたみたい。
ベルトを装着して「ON」したら・・・・
う~mm
良いんでない
なんかスムーズに回ってる感じですよ。
これで良しとしよう。
さて何とかなりそうなので、次に針の付いたヘッドシェルとアンプ、スピーカーだ。
アンプ内蔵スピーカーというものがあったのでそれに決めた。ヘッドシェルも適当に選んで発注しました。
後はこれらをつなげれば・・・・・・
週末が楽しみなりました。