クリスマス・シーズンですね。長年住んでいた中国・南京のクリスマスの飾りを見てみよう。
まずは2012年末の、南京市内のメインストリートの交差点に位置する”新街口”にある”徳基広場”に登場した飾りです。
高さ10メートルに達する「青花磁」デザインのクリスマスのデコレーション。このデコレーションは中国伝統の景徳鎮の青花磁のデザインをモチーフとし、中国の古典的な要素を取り入れたクリスマスツリーです。中国らしい独特の創意でクリスマスのムードを盛り上げている。 こちらの人民網日本語版にも紹介されてます。
(SHARPがまだ頑張ってますね!)
2013年末の上記と同じ徳基広場に登場した、”オズの魔法使い(绿野仙踪)”に登場する不思議なエメラルドの都(直径19メートル、高さ14メートル、総面積1500平方メートル)です。
人民網日本語版にも報道された。しかし、エメラルド色の輝きはクリスマスには合わないのだろうか、昨年の青花磁と比べて、あまり評判は良くなかったですね。
2014年末の上記と同じ徳基広場に登場した、空に飛びだす”蒸気機関車”です。夢があると評判になってました。
2014年末に、同じく新街口の金鷹国際広場に現れた、中国でも人気が出てきた「SHAUN THE SHEEP」(子羊肖恩)です。人民網中国版(Google翻訳)でも報道された。
日本でも、「ひつじのショーン」はテレビでやってますね。→こちら
クリスマス飾りでなく、2015年新年に向けの飾りです。2015年が羊年ゆえでしょうか?
2015年末には福建省の福州に移った。街では大きなイルミネーションは見かけられなかった。ホテルのロビーに見る小さな飾りのみ。
2017年末の報道によると、中国で共産党員や公務員らがクリスマス関連の行事に参加することを禁止する動きが広がっていると。この背景には、2017年10月の第19回党大会後、中国国務院(政府)が「中華伝統優秀文化の伝承・発展工程に関する意見」と題する通達を各地方政府に通知したことがあるようだ。この通達は、むやみに欧米の文化を崇拝したり、「西洋かぶれ」になってはいけないなどとし、事実上、キリスト教の影響排除を命じたのである。
西洋による「文化侵略」への対抗が理由だが、「季節の行事を楽しみたい」という反発も出ている。 →こちらの報道
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