2008年 南京・燕子磯
南京の北部の直涜山、長江南岸に位置している断崖。
燕がよく飛ぶので燕子磯の名称が付いた。
燕子磯は長江沿岸にある三大名磯の1つであり、残りは安徽省馬鞍山の采石磯、湖南省岳陽の城陵磯である。
この地には唐の李白、明の朱元璋、清の康熙帝・乾隆帝が訪れている。
乾隆帝は6度の江南巡幸の際に3度登っており、現在でも乾隆帝の御碑が残っている。
古来より軍事の要衝でもありアヘン戦争時にはイギリス軍が燕子磯より上陸、南京へ侵攻する。
燕子磯は南京事件の現場の一つとされ紀念碑が建立されている。
断崖ゆえ、自殺の名所でもあったようだ。
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