「オット-・コイスティネン」
カンテレ製作者の先駆者である。
1957年にコイスティネン社を設立。今までにいくつかの賞を得ている。
ハンヌ、リトバ先生のお父様。
現在はご高齢のためカンテレ制作から退き、奥様と二人でヨエンス-に住んでいらっしゃる。
(この写真は今年の6月22日に訪問した時に撮影。少々かしこまってパチリ)
「ハンヌ・コイスティネン」
父の後を継ぎ、5弦カンテレから39弦のコンサ-トカンテレの製作者。従来の伝統的なカンテレを改良・改善し現代的なデザインや素晴らしい音質・音量に加え質の高いチュ-ニングメカニズムを開発した。更に6年前にエレクトリックカンテレを開発するなど2000年前からの民族楽器を現代楽器と位置づける最高レベルまでに発展させた第一人者である。フィンランドに於けるカンテレ奏者の80-90%はコイスティネン社のカンテレを使用しているとのことである。因みに私のコンサ-トカンテレも彼の制作したものである。
(この写真はコリ国立公園に行った際に撮影。さすがポ-ズもバッチリ!)
「リトバ・コイスティネン」
ハンヌのお姉さま。シベリウス・アカデミ-で後進の指導にあたると共に今でも現役で演奏活動をされている。フィンランドでは最高のカンテレ芸術家。彼女の指導を受けた多くの優秀なカンテレ奏者がいる。
今から2年前に日本のテレビにも出演したことがあり、日本でもカンテレ奏者としてはメジャ-な方である。
(この写真は平成15年4月にタンペレホ-ルで。この時、現代作曲家の大家ノルドグレンのカンテレ協奏曲を演奏した)
「アントウ・コイスティネン」
12歳。父のハンヌ、祖父のオット-、おばのリトバとカンテレ一族を持つ。2001年、世界初のウィング・エレクトリカル・カンテレを手にし、スポ-ティでロック風な演奏するスタイルで瞬く間に評判となった。それまでのアコ-スティックな楽器から奏でられる繊細で神秘的なカンテレのイメ-ジを一変させた。
(この写真は昨年9月東京で、リハ-サルをしている時に撮影)
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