カンテレあんさんぶる

即興演奏の仕方 part1

さて、誰でも即興演奏はできますよ ということを先日書きましたが、文章で説明するにはいささか大変なことです。

まず対象をどのレベルに置くかですが、条件として

1.レミファソラ(5弦カンテレのチュ-ニング)の音符が読めて楽譜に書けること
2.5弦カンテレを何曲か練習したことのある方
とします。

ある場で即興演奏をすることになったとします。
その場合、事前に曲に対するイメ-ジを描いておきます。
例えば楽しい明るい曲なのかノスタルジックとかメランコリックなちょっともの寂しい感じにしたいとか・・・・
どちらかと言えばちょっと寂しげな短調の曲の方が演奏し易い。世界中の歌などを歌ってみると自然と口ずさむのは短調の曲が多いはずです。ちょっと自分の好きな曲を何曲か思い出してみてくださいね。

ところで
芸事の世界で「修・破・離」という言葉があります。舞踊でも芝居でも音楽に関することでも上達するための最大の秘訣はまず「修」だと言われています。この「修」とは徹底的にマネすることから始めます。

ここでは音楽ですからあなたの好きな曲を-出来るだけシンプルで易しい曲を2曲か3曲くらい-見つけ徹底的に覚えることです-修-

完全に覚えたら今度はその曲を自分なりに少しずつリズムを変えたり音を少なくしたり多くしたりしていきます。-破-

そうこうしているうちに自分の好きなリズムとか音型などが必ず見つかりあなたなりのスタイルができるようになります-離-

リズムを変えたり音を多くしたり少なくしたりというのは簡単そうでいて慣れなければなかなかできないものです。

次回は実際に私の好きな曲でリズムバリエ-ションをしてみますね。
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