ラジオ番組に出演しました。
一時間のトーク番組でしたが、コーディネートの山﨑さんの絶妙な進行でとても楽しくアットいう間の時間でした。
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改めて読んでみると私の人生が走馬灯の様に懐かしく思い出されます。
下記は山﨑さんがフェイスブックに掲載して下さったのをコピーしました。
「ススキーノと共に」第903回のゲストは、フインランドの民族楽器カンテレの演奏家として日本国内やフインランドでも活躍をしている佐藤美津子さんでした。
カンテレは両手の指でハープのように弾く撥弦楽器でフインランドでは古代から演奏されてきた民族楽器。
5弦から39弦まで、用途に応じ、異なる数の弦が張られています。
この不思議な楽器を始めたのは50歳を過ぎてからと聴いて驚きました。
釧路市生まれの75歳。<とても後期高齢者にはみえません>
小学校低学年からピアノを習い始めて、釧路湖陵高校を卒業して音楽の専門学校でピアノを専攻して、カワイ音楽教室の先生になって30年。50歳の時に転んで右手を複雑粉砕骨折をして小指に力が入らなくなりピアノが弾けなくなりました。
「それをきっかけにピアノの指導をやめ、小指を使わなくて済むカンテレを始めました」。
北海道フインランド協会の事務局に勤めることになり、これまで20数回もフインランドに渡航してカンテレキャンプで演奏法を習得。札幌では北海道教育大学札幌校に留学していたフインランド人のEva Alkulaさん(シベリウスアカデミ-卒)の指導を受けて研鑽を積んできました。
2009年にフィンランド国内5か所でカンテレコンサ-トを開催し、「日本人が演奏するのをみてフインランド人は涙を流して聴いてくれました」
さらに、来日するカンテレ奏者とコラボして、日本各地で演奏。
2006年初アルバム「風のカンテレ」、2009年には「白樺物語」をリリ-ス。今年5月フインランドで開かれた「国際カンテレコンクール」で特別賞を受賞しました。
この日の放送では5弦と12弦の2台のカンテレをスタジオ持ってきて、フインランドの伝統曲やダンス曲を繊細な指さばきで生演奏してくれました。
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さらに美津子さんのカンテレの師であるEva さんと箏奏者中井智也さん(東京芸大卒)のコラボ演奏『朧月夜(岡野貞一作曲)』、Eva さんの『七夕(伊福部昭作曲』など心癒される1時間となりました。
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「今後の目標としては今年5月に「日本カンテレ友の会」の会長に就任しました。日本のカンテレ界を牽引していくという重責を担う事になった訳ですが、今後もカンテレの音色を各地に響かせ後進の育成に力を注いでいく予定です。そしてカンテレを通して音楽の楽しむ人がもっと増えて欲しいと願っています」。