カンテレあんさんぶる

リトバ・コイスティネンと共に

ヘルシンキ滞在3日目のお昼頃、ハンヌ・コイスティネン氏のお姉さまである”リトバ・コイスティネン”が私を訪ねてくださいました。


リトバ・コイスティネンはカンテレ界では知らない人はいません。
リトバさんは今までにフィンランドに於けるの沢山のカンテレトップ奏者を育てて来ました。
また沢山の作曲者たちが彼女の為にカンテレ曲を献呈しました。

もう20年近く前、リトバさんのアルバムを初めて聞いた時の衝撃は今でも忘れられません。毎日毎日リトバさんのアルバムを聞いていた時期がありました。その位私にとっては強烈な印象の方でした。

当時、マルッティ・ポケラが演奏する伝統的な曲が入ったアルバムもたまに聞いていましたが、綺麗なメロディだなと思うくらいでそれほど私にとっては印象深いものではありませんでした。
でも彼女の演奏は違いました。卓越したテクニック、完成された音楽性など私にとっては憧れの人でした。
彼女の演奏する曲を私も弾いてみたいと思い続けずっと練習を重ねてきました。

今までに何度かフィンランドを訪れ、エヴァさんがシベリウス・アカデミ-へ連れて行ってくれて、そこでも何度かお会いしましたが、まさに雲の上の人でそれほど親しくお話もしたことがありませんでした。
その彼女が私を訪ねて来てくださったのです。

そして
”私に何かお手伝いできることはありませんか?”と言ってくださいました。
とても感激しました。

私の今回のフィンランド旅行の目的は
日本では入手できないカンテレを学び始めた人達の為の楽譜がもっと欲しくて行ったのでした。
タンペレである程度の目的は達成できましたが、私はリトバさんにも楽譜のことについて聞いてみました。
まあ、彼女はハイレベルの方ばかり指導しているのでビギナ-の為の楽譜は余り知らなかったようです。

でもリトバさんと色々なお話が出来たことは私にとって非常に光栄なことでした。
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