カンテレあんさんぶる

アンサンブルの難しさ

ヘルシンキ最後の夜(9/23)はヘルシンキ大聖堂の近くにあるとても素敵な会場で”エヴァ&中井さん”のコンサ-トが開催されました。。

この日の主催はフィンランド日本協会の主催でフィンランド日本協会設立75周年記念として開催されました。
会場には日本フィンランド協会のメンバ-の方々が日本各地からツア-でいらしており会場に聞きにいらしてました。
私も思いがけず何年振りかでお会いする方もいてとても嬉しかった。


Ⅰ部はエヴァ(カンテレ)&中井智弥(25弦筝)さんの演奏で私には馴染みのある曲ばかりでした。
”ピウパリパウパリ”で始まり”井筒”、”楊貴妃”などお二人の呼吸ピッタリの演奏で、初めてこの曲を聞かれた方々からはため息が出ていました。

2部は和太鼓のソロ演奏で”壱太郎”さんという方の演奏でした。
札幌にいても和太鼓のソロ演奏は聞いたことがなかったので迫力ある演奏を興味深く聞かせていただきました。

そして最後の演奏は3人で何と”サイマ・フンマ”


この曲は先日の道新文化センタ-の”かるちゃ-祭”で演奏したばかりの曲でした。

昨年のクフモカンテレキャンプに参加した時にエヴァさんと中井さんが中国の曲”サイマ-競馬-”とフィンランドの伝統曲”フンマニ・ヘイ”という曲を一緒にしてアレンジしたものです。
私の大好きな曲ですが演奏すればするほど難しい曲だと実感しています。

この3人はそれぞれの分野でトップレベルの方々です。
リハ-サルでは十分の打ち合わせをして練習もしたとは思いますが、人前で演奏するとなると、テンションが異常に高くなりそれがそのままステ-ジでの演奏になってしまうことも多々あります。
その日の演奏はそれが顕著に出ていたのではと思うほどの余りに速いテンポでした。
競走馬が暴走してもうどうにも止まらない感じでした。

この曲は3パ-トに分かれてのアンサンブルですが、どのパ-トもそれなりに難しい。
やはりそれぞれのパ-トの演奏を聞く余裕がないと弾けないなあとつくづく思いました。
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